なぜなら
水曜日の空塾に通塾する彼に起こる
事をつづっているからです。
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第3話
とうとう、場所は広い公園へ。
収集人数は倍の子ども達になっていた。
塾に来る彼を公園まで送る。
彼を見た子ども達は
『お~い早よ来い!』と言い。
彼は、『僕、呼ばれてるわ
早よ行かな!』と飛び出していった。
野球の間がどうだったかは
知る事が出来なかった。
だけど。彼を送り出す時に
夕立がやってくる事は、わかった。
すぐに保護者にメッセージした。
『間もなく夕立がきます。
どうやって空塾まで帰ってくるかが
楽しみです。』
保護者から『夕立ふってほしいです。
沢山の事を学んでいます。』と
返信が来た。
私と保護者と彼は同じ方向を
むいている。
第4話
空塾で一緒のお友達がいるから
他のお友達とも遊べる安心感。
公園に到着するといつも通り野球でみんなが遊んでいた。だけど、
今日違う事は空塾でいつも一緒の
彼の友達がいない・・・
『あいつい~ひんかったら帰るしかないな・・・』
そこへ、野球仲間が
『お~い』と手を振ってくれる。
『おまえ3番できる?』
彼はまた、慌てて公園へ走って行った。
子どもであっても大人であっても
人との出会いは先がわからない。
この人がいなければ遊べないと思っていても
案外そうでもない。
自分を助けてくれる人は
この人以外いないと思っていても
案外そうでもない。
人はそれぞれに困っている事を
助けてくれたりする。
そうやって、社会は成り立っていると思う。
だけど、そんな社会を味わおうと思ったら
どうなるかわからんところにも
行ってやろうじゃないかい!と飛び込まない
限り決して味わう事が出来ない。
せっかくの子どもの大切な経験を
阻害している事はないだろうか。
心配のあまり
『今日はやめとこか・・・』と
大人が阻害している事はないだろうか?
社会において
想定内の事の方が少ない
いつもいつもイレギュラーな事ばかりで
一日を過ごす
想定外であっても
行動を起こせる勇気を。
そこで学ぶ事は大きい。
そんな事を
彼から学んでます(^ ^)
第5話
いごごちの良い空間にいる事は楽でいい。
だけど発達する事はない。
そこから飛び出して刺激を受ける事で
人は今自分に必要な課題は何かを知ると思う。
今、困っている事がある人は
いごこちの良い空間から飛び出した人。
今、困りを感じられない人はいごこちの良い空間に
いてる人。どちらも悪くないと思う。
ただ、私は、おもろい人生を見たいから
いごこちの良さからはすぐに飛び出る。
公園に着くまでの車の中から彼は
あの雲は雨が降るなぁ~と言った。
強い刺激の経験は長期記憶に残る。
記憶を使い現状を視覚処理して言語で
私に伝えた。あの雲は雨が降るなぁ~と
言っただけだと人は思うかもしれないけど
それだけで、涙が出そうになる。私は本当に未熟。
公園にはフルメンバーが勢ぞろいしていた。
空塾の気の知れた仲間もいたし
『よ~し』と言って車から出て行った。
だけど、すぐに戻ってきて自分のカバンを
ごそごそして、グローブを見せた。
以前の空塾では
クロックスに勉強道具だったけど
少し前から運動靴に変わり
今日はグローブが持ち物になっている。
母親の気持ちが痛いほど伝わる。
私の車が見えると公園での
野球軍団は一時停止をして
水曜日の彼を受け入れる体制を作る。
社会にはいろんな人が色んな役割を果たす。
水曜日の彼がどんどん発達する事は
間違いないけれど
公園の野球軍団も
彼といる事で何かを感じる
歯がゆく思ったり、優しくなれたり
そうやって発達する。
同じ社会で違った人間が
共に人生を歩いてゆく。
本当に、毎回毎回
なんで、こんなにドラマがあるんだろう?
そう考えていました。
人は新しい事に挑戦する事を決めたら
そこでまた新たなドラマが出来るんやなぁ~って
挑戦っていっても
そんな大それたことじゃなくて
小さな、小さな挑戦でも
おもろい人生になる。
どんどんたくましくなってゆく彼の陰には
恐れず、挑戦させる母がいる。
その母も同時に
たくましく、たくましくなっている。
放任と見守りの違いを
今度、講座でゆっくりやろうと思ってます。
そろそろ、締め切ろうと思います。
ご興味ございます方はどうぞ
お待ち申し上げます♪
