雨の日だった。
ちょっと前まで、彼とは家で顔を合わせていた。
足早に雨の中を歩いてくと、ふと気配を感じた。
傘をさしたまま横を向くと、、、、それは彼女だった。
凍り付くような視線の相手は彼女だった。
近所に住むと本当にこのような遭遇はよくある。私は、さっきまで何かに気になりながら、
歩いていたが、なにかは視線だと悟った。
彼女は後ろから気づいていたのだろう。
そしてその道から程ない距離のお店へ入っていった。
それは、、、彼がよく接待等で利用するお店だった。
嫌な予感がした。
雨の中車の影に隠れて、彼が今夜はこの辺りで会食であることを聞いていたことを
思い出しながら、彼が来るのを？来ないのを待っていた。
でも残念なことに。。。彼はたった一人でその店の暖簾をくぐっていった、、、、
私は静かにその場を離れた。これは一体どういうことなのか？
彼にＬＩＮＥをした。
