おもてなし 磨け
円安を追い風にインバウンド消費が盛り上がっているようだ。
国内市場が縮む中、企業や商店街、自治体にとっては、
訪日客をつかむことが今後の成長には不可欠のようだ。
日経MJの紙面には、星野リゾートの星野佳路代表、
口コミサイト世界最大手、トリップアドバイザー日本法人の原田静織代表、
日本旅行業協会の田川博己会長にインバウンド消費を聞いた内容だ。
・星野代表
(MJ)訪日外国人(インバウンド)の増加をどうとらえていますか?
(星野)「訪日客の消費は日本にとって輸出にあたる。
観光産業が外貨を獲得する象徴的な動きだ。
『星のや京都』の外国人比率は2014年に3割で、
10年の14%から上昇し、外国人の比率が高まるほど
単価が高くなっている。
日本文化の価値を感じてくれる外国人は、
サービスに対する値ごろ感が日本人と異なる」
(MJ)訪日外国人の適正な比率はありますか。
(星野)「特に考えていない。
部屋は早い者勝ちで取ってもらわないと、
収益の最大化につながらない。
外国人向けに特化するサービスを見かけるが、
日本人が受け入れていない日本旅は長続きしない。
外国人からニセ物のように見えてしまうからだ。
まずはサービスを日本人に評価してもらうことが重要だ」
「インバウンドの増加がすなわち観光立国というわけではない。
インバウンドの旅行消費は2兆円程度なのに対し、
国内需要は20兆円と圧倒的に大きい。
インバウンドと国内を合わせた観光総消費を
どう伸ばしていくかを考える必要がある」
MJ紙面にはまだまだ続く…
・原田代表
(MJ)訪日外国人の口コミサイトの利用状況は?
(原田)「もともと欧米の利用者が多かったが、
最近はアジア・太平洋地域の旅行者の閲覧が増えている。
最も日本のページを見ているのは米国人で、
台湾、香港が続いている。
個人で旅行する人が口コミサイトで情報を集めている」
(MJ)人気の旅先に変化はありますか?
(原田)「観光スポットは、いわゆるゴールデンルートに
観光客が集まる状況は変わらないが、
近年では文化体験などが人気となっている。
例えば、個人宅で開かれる手作り感が満載の料理教室。
住宅の狭いキッチンに外国人4~5人が集まり、
最後に一緒に料理を食べる。日本の日常が体験できると好評だ」
MJ紙面にはまだまだ続く…
・田川会長
(MJ)円安などを背景に旅行会社が扱う訪日旅行者も伸びていますね。
(田川)「旅行会社にとってもインバウンドに対する手ごたえはある。
ただ(2014年の訪日客の)1300万人がどこに出かけて、
何を買っているのかといったインバウンドのマーケットの中身が
まだ分析できていない面がある」
「市場が分析できていないため、
旅行会社が扱う訪日客向けツアーの販売も
手探りの状況が続いている。
国内を周遊する旅行ルートを作ろうとしても
どういうニーズを持っているのか、把握できていない。
だから訪日客が訪れた場所で旅行需要を取り込むしかない。
JTBでいえば観光地で集合解散する『着地型』と呼ぶツアー商品
『サンライズツアー』が主流になっている」
MJ紙面にはまだまだ続く…
<ヒント>
インバウンド(訪日外国人)の消費をとらえるチャンスはまだまだ多い。
あらゆる業種業態でも取り組みが出来そうな気がする。
チャンスにはチャレンジだ。
身近なところにもチャンスは転がっているはずだ!
まずは探してみよう!
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では、また!