「小さい市場」ヒットの芽 <日経MJ・10月3日・トップ記事から> | コンサルタント戸田浩司のブログ

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「小さい市場」ヒットの芽


市場から小さく非効率だと敬遠されてきた

「小さなサイズ」に力を入れる動きが衣料・下着業界で広がっているようだ。
たとえ少数派の不満でも、うまく解決すれば固定客獲得につながるようだ。
小さな不満を商機に変えるヒントがあるようだ。


衣料・下着業界で「小さめサイズ」の市場に注目が集まっているようだ。

・ニッセン

昨年1月に小柄な女性向けブランド「プッチージョ」を立ち上げたようだ。

20~40代の女性の平均身長より約6センチ低い152センチ前後を

ターゲットにしているらしい。

「たとえ1件の意見でも、皆で共有する。

少数派の不満の中にもヒットにつながるヒントが

隠れているかもしれない」

(スタイルレディス本部・関谷康子プランナー)



・三愛グループ

9月中旬、三愛グループが東京・銀座で運営する小柄な女性向け店舗

「S357」では顧客向けセールが開かれたようだ。

「2カ月に1回は店に来る」(東京都江戸川区の会社員)

「東京出張のたびに買う。いつ来ても自分のサイズがあるという

安心感がある」(大阪府から来た女性)

婦人服の標準サイズは9号だが、

3号、5号、7号を中心にそろえたのが店名の由来らしい。



ワコール
2012年2月にプロジェクト「すごい下着発明部」を立ち上げたらしい。
人体計測の研究データやSNSの書き込みなどをもとに、

不満を解決する商品を開発し、ネット通販で販売するらしい。



三越伊勢丹が高価格帯の小さなサイズを独自ブランドで展開、

そごう・西武も小さめのストールやバッグの取り扱いを増やすなど

各社は小さなサイズに力を入れているようだ。



<ヒント>

各社に特徴的なのは、「本気」で小さめ市場に取り組んでいる事だ。

単に標準サイズを小さくしたものを作るのではなく、

独自の型を起こしたり、

少数派の不満の声をしっかり受け止める仕組みを作り、

固定客化に取り組んでいる事だ。

従来は市場が小さく取り組んでこなかった市場も、

独自の取り組みをする事で、

リピート率のアップや客単価のアップ、

メーカーイメージのアップにも繋がっているようだ。


小さな不満にどう取り組むかによって商機が生まれている。
衣料・下着業界以外でも同じように

顧客視点にたった不満解決への取り組みが、

次のビジネスチャンスを生むだろう。


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