全国サービス 明朗会計から <日経MJ・9月10日・トップ記事から> | コンサルタント戸田浩司のブログ

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全国サービス 明朗会計から

古い商売 新星が買える


植木屋や便利屋など、歴史がありながら目立った大手が不在の業界で

急成長している企業があるようだ。

いずれも明朗な料金体系や全国統一のサービス内容を掲げ、

これまで不満をためていた消費者の支持を獲得しているようだ。

多店舗展開を進め、全国に名乗りを上げようとしているようだ。
古い業界で新星ベンチャーのビジネスモデルとはどのようなモノだろう。

植木屋

従来は職人の数や労働時間によって、

料金が大幅に変わることが多かった植木屋業界。

植木チェーン、oh庭ya(おにわや、名古屋市)は、

サービス内容で料金が決まる仕組みらしい。

立ち木の手入れでは、

「キンモクセイ(高さ2メートル)」が1,500~2,000円、

「カシ(同)」なら2,000~3,000円と木の種類や高さによって、

細かく設定しているらしい。

立ち木の伐採、消毒、草刈りなども

幅や面積によって明確な料金体系があり、

職人の数や労働時間は一切考慮しないようだ。

散髪10分1,000円(税抜)というわかりやすい価格設定で躍進した

カット専門店になぞらえ「植木屋のQBハウス」と呼ばれているらしい。

木1本でも切りに行くという利用のしやすさも特徴らしい。


便利屋

日常生活のあらゆる困り事に応えるベンリーコーポレーション(愛知県清須市)

ある日のスタッフは、せっせと庭の草抜きに励んだのち、

エアコンの清掃を行い、水道の蛇口のパッキン交換も行う。

一人のスタッフが次々と道具を持ち替えて取り掛かり、

日が暮れかけた頃に引き揚げてゆくらしい。
掛かった料金は、22,000円。
依頼主の女性は、

「いろいろな業者に頼むところを、全部やってくれるので本当に助かる」

これまでも、キッチンの換気扇洗浄や網戸の張り替え、家具の移動などを

依頼しているようだ。

「いつも同じ方が来てくれるのも安心です」とのコメント。

「昔から便利屋はたくさんあったが、

 料金が不明瞭でサービスレベルもまちまち。

 気軽に利用しにくい状況だった」とベンリーの前田満定代表のコメント。

豊富なサービスメニューと明朗な料金体系を構築し、

直営7店とフランチャイズチェーン(FC)合計で約200店を

全国展開しているようだ。



中古車や古本業界では、「ガリバー・インターナショナル」

「ブックオフコーポレーション」などの先例もある。



<ヒント>

まだまだ古い体質の商売は多い。

料金体系が不明朗であったり、サービス内容が明確でなかったり…
新しいベンチャーが変えてゆく。
成功のポイントは業界の常識の否定。
そして、わかりやすい料金体系とサービスメニューだろう。

これからどんなビジネスが出てくるか、楽しみだ。



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