億の財布開く 最高の歓待 <日経MJ・8月1日・トップ記事から> | コンサルタント戸田浩司のブログ

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億の財布開く 最高の歓待



わずか2日間の売上高は、125億円

国内外の富裕層が集い、毎年惜しげもなく大金をつぎ込む

競走馬のセリ市があるらしい。

7月14日~15日に北海道苫小牧市のノーザンホースパークで催された

「セレクトセール」(日本競走馬協会主催)。
数千万円、時には億円単位の馬までもが飛ぶように売れるセリ市らしい。


2日間で、404頭が取引され、落札総額は過去最高だった昨年を

8億円超上回る125億7,505万円(税抜き)を記録したらしい。

平均価格は、3,113万円。日本最大、世界でも有数のセリ市らしい。
驚異的な売上高の理由を、セリ立ち上げの中心人物で、同パーク社長も兼ねる

吉田勝己・協会理事長は

「最大の歓待をして、来れば気持ちが良くなる

 別世界をつくっているから」だと説明する。

例えば、食事は道産の高級食材を使った料理をシェフ自ら取り分ける様だ。

朝の下見時間から、競り終了間際の夕方までぶっ通しとあって、

時間帯によってメニューもかえていくらしい。

気温の上下に応じ、温かいものや冷たいものも臨機応変に提供する。

落札者が挙げる祝杯も含めて全て無料だが、気分良く競ってもらった結果が

数百万、数千万円になるなら安いもの。費用対効果は十分なようだ。


セレクトセール出身の高額賞金獲馬には、ディープインパクト、アドマイヤムーン、ゼンノロブロイなどの名前が上がる。

09年日本中央競馬会(JRA)が国内居住者に限定してきた馬主資格を開放し、

外国に居ながら馬主になる道が開けたようだ。

今年は、カタールの王族、ファハド・アル・サーニ殿下が

潤沢なオイルマネーを元手に9頭で計8億7,000万円を購買した様だ。


セリの雰囲気に花を添える高級車・宝飾品のブース展示も充実している。
腕時計のフランク・ミュラーは、100万円台の商品から3,000万円の

新作までとりそろえたらしい。

高級車もポルシェ、メルセデス・ベンツ、フェラーリと2年ごとに

メーカーを変更して、常連参加者を飽きさせない工夫をしている。


JRAの個人馬主の基本要件は過去2年間で1,700万円以上の所得と、

預貯金・不動産等7,500万円以上の資産らしい。



<ヒント>

馬主の世界と競走馬のセリ市を垣間見る記事だ。

JRAの馬主登録はピーク時より減っているらしい。

競走馬生産者の顧客(馬主)へのアプローチの工夫が素晴らしい。

既存顧客の満足度向上と、新規顧客開拓に余念がない。

心に響く「ホスピタリティー」がポイントだ


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