いいね厨二な16歳(笑)”自分 笠原桃奈” | 全てデフォルトで~pfrs~ピエフアレスのブログ


2年間放置していたブログを復活させるつもりもなかったが

 

僕が16歳の時って何をしていたかな・・って思い返すと

 

毎週土曜日の母の見舞いと日々の家事に時々バイト

 

ただ時間だけが過ぎればいいと思っていた

 

母の病気と入退院を繰り返す環境の中で高校に入学しても

 

部活動などはできないと諦めていた僕は

 

”部活動に登録しなければならない”という謎の校則のため

 

教室で隣の席だった奴に”何処に入った?”と尋ね

 

『文芸部だよ』との回答から手元にあった自分の入部届に【文芸部】と書き

 

「これ出しといてくれよ」と届を押しつけて家に帰った

 

 

文章を書くのは好きだった

 

中学の国語の先生の罠で読書も受験勉強をそっちのけで没頭したこともあったし

 

図書券(時代を感じるだろw)がもらえる作文コンクールには片っ端から出品して

 

確定申告必要なんじゃね?ってくらいw入賞して特選もらって表彰された

 

要するに虚像を作り上げ矛盾なく構成し周りを納得させてしまう嘘つきだった

 

 

高校受験前に倒れた母親の看病と家事に追われる高校生

 

この設定は間違いなく事実なのだが自分の内面に触れてほしくないための

 

説得力のある鎧でもあった

 

その自分の内面は当時よく聴いていた浜田省吾や尾崎豊で発散し

 

カバーしきれない感情をスケッチブックに詩として表現していた

 

黒マジックやサインペンに4Bの鉛筆

 

殴り書きされた僕の内面は見にくくも熱を帯びてスケッチブックを埋め尽くし

 

矛盾だらけで周りの大人たちは顔をしかめてしまう正直さに溢れていた

 

 

母親を亡くし高校を退学したいと決心したときに

 

学校の担任に言われた「何時までも母親が亡くなったことに甘えたらダメだ」

 

僕が何に甘えていたんだろう?

 

少なくともお前らに弱音を吐いたことは一切ないよね?

 

理解してほしいとも思わないし僕自身の内面を伝えることもしない

 

あなた達の言うことを受け入れることが出来ないから僕は次の道に進む

 

そして僕の華麗なるバイト生活が始まることになる

 

この先に絶望的な挫折があるなど微塵も想像していなかったけれど・・

 

 

何のために生きてるのかな?なんて今でも普通に考えるよね

 

ただ自分がつないだ生命があってその生命に必要とされている自分があるなら

 

少なくとも生きている意味はあるよね

 

また自分が何かしらの使命感に溢れているなら

 

それが見えない目標や伝わらない虚しいものだとしても

 

そのために人生を捧げていくことは非常に尊い

 

自分の達成感以外は全て相対評価

 

そんなんどうでもいい

 

自分が心から欲し心から納得し心から充実感を得られる得られたものならば

 

自分の中に芯として残っていく

 

それが太い幹になる頃にはとてつもない自分が出来上がってるかもしれない

 

 

若き日の悩みは全て餌

 

せいぜい腹一杯喰らってきっちり消化しやがれ

 

周りには胃薬や下痢止め点滴や痛み止めを持った優しい天使もいるだろ

 

食い切れないと思ったら卓袱台ひっくり返してOK

 

我が儘も若さの勲章だからね

 

それが出来ないと僕のような中途半端な大人になってしまう(笑)