4月3日は母の命日
母を日頃思い出すこともなく
30年という月日が流れた
仕舞い込んでいるわけでもなく
大切に胸に抱いているわけでもない
何もかもを忘れたかったのに
何もかもが体にしがみついて離れないから
何もかもを背負って生きようと思ったのに
あの日以降の何もかもは僕の手の平から
ポロポロこぼれ落ちていった
つなぎ止めようともせず
こぼれ落ちる何かを見つめるだけで
手の平を固めることも出来ない
時間は与えられていたのに
それを無駄にしたか
与えられていた機会を見過ごしたか
毎年この日に
苦さと共に不甲斐なさを噛み締めながら
ウイスキーで流し込む
許されようとは思わない
ただ打ちのめして欲しい