書きたいことが書きたいように書けないということもあるのですが…

この頃のことはどうやらあまり思い出したくないらしい。苦笑

 

立ち退きを言い渡されて比較的すぐに、接見禁止が解除されました。

最初はKさん(株主)の方に接見してきてもらいました。

正直ね、行きたくなかった。この時は。

今でもムカつく手紙とかきた後はすぐに行きたくなくなりますけど。笑

 

Kさんが事業を渡しての見捨てるつもりはないことを伝え、ちゃんと渡してくれるように話してくれました。

やはり直接コミュニケーションが取れないと、いろいろとすれ違ってしまう。

俺がやると言った意図や大家さんの弁護士さんとの話も聞きました。

納得はできないけど…まぁ仕方がないこともあったのでしょう。

その後は何度かKさんと一緒に接見をしました。私は1人だったら絶対行かないけど…毎回必ず一緒に来てくれて…本当に神だなと思います。

 

再逮捕の件も起訴されたので、保釈の申請が通れば保釈される状態になり、会社のことをきちんと整理してもらいたいので、保釈されてやってもらいたいのですが…

保釈には身元引受人と保釈金が必要です。

 

今回いろいろと勉強して知りましたが、保釈金というのは保釈の申請をして認められて初めて、いくら収めなさいと言われるそう。

なので、申請をする時点ではわかりません。

(ちなみに500万円までなら国が貸してくれる制度があります。)

そして申請をするのには身元引受人が必要です。

身元引受人は、友人や会社の上司でもなれますが(部下はNG)、やはり出てきている間、同居したりして監督します、と言わなければならないので、家族と比べて通る確率が低いそう。

できれば家族にお願いしたかったのですが、本人曰く、ご両親には勘当されたので無理だろうということでした。

なので、いろいろ当たってみたのですが…身元引受人なんてそう簡単には見つかりません。

今こういう体験をしていて、本当に心から、逮捕などされないように真っ当に生きようと思いますが、逮捕されると、ほんとうに見事に人が離れて行きます。

まぁでもこんなときだからこそ、神がかっていい人や優しい人、本当に大切に思ってくれている人もわかりますけどね。

 

最終的には本当に困って、ご両親へもお願いに行きました。

しかも諸事情によりアポもなく夜に突然訪問。でもそんな失礼な私たちを受け入れてくださり、お話をしていただきました。とても感謝しています。

社長のご両親と私とKさんという…なんかちょっと…カオスだったけどもw

いろいろと事情があり、身元引受人になっていただくことはできませんでしたが、お話をさせていただき、誤解も解けたし、腑に落ちました。

でも正直、とても悲しいこともあり、途中泣けてきました。

会社のことをちゃんとしてほしいというのは、外から見たらただの私のわがままなんですよね。もう関わるのをやめて、新しい道に進めばいいじゃないかと思う方が普通なのかもしれません。

 

そんなことはわかってました。

だけど私はチャンスフラワーの取り組みを続けたい。お客さんにも取引先にもちゃんと説明したい。

ただそれだけ。

「チャンスフラワー」に対する執着といえば執着だけど、他全部諦めたんだからそこくらい執着してもいいじゃないか!と思っています。

 

結局、友人の方に身元引受人になっていただいて申請しましたが、認められず。

1回目は大体無理で、2回目3回目でOKになるケースも多いそうで、今も次の策を探している状態です。

 

他人は関わらなければいいけど、家族はそうもいかなくて、大変なのだと思います。

だけど逆に、関わらなくてもいいのに、見捨てず怒らず真摯に対応しているKさんが本当にすごいと思います。

私なんてしょっちゅうキレてるし泣いてるしあちこち喧嘩ばっかりしているのに。(特に弁護士さんと喧嘩率高い。苦笑)

自分の器と人間力がまだまだだなぁと思うと同時に、成長の機会を与えていただいているなと思います。