久々の更新。
この1週間ちょっと Perfume さん関連で大変になっていましたが、こんな英文記事が
あることを知りましたので、ちと翻訳などしてみました。
あまり自信ないですが、一応だいたいあってるかなあ?
Perfume ファンの皆様に少しでもお役に立てれればと思いまして。。。
(追記) 急いで訳したせいか、一段落抜かしていました。すいません。
あと、タイトルの scent という動詞の使い方が scent A with B
だと 「 A に B という香りづけをする」という意味のなので
記事のタイトルの和訳はかなり怪しいなあ、と朝からずっと悩んでいます。
(3月9日夜)
”レコード会社、J-POPグルーブ Perfume に
世界規模の成功のカオリを嗅ぎ付ける ”
2012年 3月7日
マイク・コレット・ホワイト記者
ロンドン(ロイター発)
世界最大のレコード・レーベル、ユニバーサル・ミュージック・グループによると、同社はこれまで
日本のポップ・グループにとって実現困難だった最大の目標 ― 海外チャートでの成功 ―
を追うために従来とは少し異なる戦略をしかけていく、と語った。
過去に幾度となくJ-POPのアーティストたちが期待の新人として世界舞台で売り出されたが、
そのほとんどがアメリカやドイツ、イギリスといった市場において何の反響も呼び起こすことは
なかった。
専門家たちによると、正確な原因を突き止めるのは困難ではあるが、アジア圏外のリスナーにとって
J-POPの音楽や歌詞は単に分かりづらいものなのだと言う。
従来のレコード会社の戦略といえばJ-POPのアーティストたちに欧米風なサウンドとヴィジュアル
を仕込むこと、特に英語で歌うことやヒップ・ホップやR&Bといったジャンルに挑戦させる傾向が
強かった。
だが今回、ユニバーサル・ミュージックが女性テクノポップ・グループのPefumeを世界舞台に
進出させるにあたっては、それとは正反対のアプローチを取ろうとしている
― 彼女たちの「日本らしさ」を売りにしようとするのだ。
「我々は彼女たちを現在のフォーマットのまま売り出したい」とユニバーサル・インターナショナル
日本部門の担当ディレクターのカトウ・キミタカは語る。
「私は彼女たちに全部英語で歌わせようとはしないし、彼女たちの方から頼んで来ない限り、グループ
を欧米風に変えようという気はない」と、ロイター社の取材に対し彼は日本から電話で答えた。
「Pefumeの場合、大切なのは近未来的な日本、というイメージなので」
ユニバーサル・グループでは初であるらしいが、同レーベルは今のところPerfumenの
日本でチャート1位を獲得したアルバム、"JPN"を50か国のiTunes で発表するにとどまっている。
”近未来的で、無機質。まるでお人形のような ”
カトウによれば、3人のメンバー(のっち、かしゆか、あ~ちゃん)は将来的には英語を身に着け、
海外でも自分たちを表現するようになるかもしれないが、さしあたって今のところは「神秘的で
近未来的なロボット、もしくはお人形さんのような女の子たちが、レーザー光線を浴びながら見事な
振付を見せる」といったイメージ戦略で行くとしている。
さらに過去のJ-POPアーティストたちの戦略ミスを回避するためにも、彼女たちの場合、
自分たちが一番得意な音楽スタイルにこだわっていかせる、とのこと。
「我々は日本人であり、アジアの一員でもある。R&Bやヒップ・ホップを必ずしも歌える
わけでもないし」、と彼は語った。「我々が得意なことをやればよいのだと思う。それは
ポップ・ソングを歌うことだ。」
20代の彼女たちは時にお揃いの衣装で出演することもあるが、YouTube上の動画では
凝った照明演出に、一糸乱れぬ振付け、そして巨大スクリーンを装備したハイテクなライブの模様を
観ることができる。
Pefumeは2000年に結成。2007年にヒット曲「ポリリズム」でメジャー・ブレイクした。
インディーズ・レーベルの徳間レコードから同グループを移籍させたユニヴァーサル・ミュージック
によれば、同グループは現在までに日本国内で130万枚のアルバムを売り上げている。
カトウは、最近の韓国出身のK-POPアーティストたちの成功、特にここ数か月の間にヨーロッバ
市場などに進出したことが励みになっていると語っている。
しかしながら彼もまた認めるように、Pefumeがアメリカやそれ以外の国々のリスナーに確実に
アピールするような成功の秘訣を見つけ出す保証はない。
ユニヴァーサル・ミュージックはかつて、日本で大ヒットした歌手、宇多田ヒカルに同じような
挑戦を試みたが、海外での結果は期待通りのものにはならなかった。
今回、同レーベルがPerfumeに関してまずはアジア圏内での宣伝活動から始め、続けて
さらに離れた海外での小規模なツアーを行っていくという着実な展開を行っているのも
そのことが関係しているのかもしれない。
「個人的にはこのやり方でうまく行くと思っている。でも、もし失敗した場合には他の日本の
グル―プに苦労はかけさせたくないと考えている」と、カトウは語った。
Label scents global success with Japan band Perfume
By Mike Collett-White
LONDON | Wed Mar 7, 2012 8:05am EST
(Reuters) - The world's biggest record label says it is trying something a little different as it seeks the elusive "holy grail" for Japanese pop -- global chart success.
A procession of "J-pop" acts touted as the next big thing on the world stage have come and gone, most causing barely a ripple in markets like the United States, Germany and Britain.
Audiences outside Asia just don't "get" the music and lyrics, experts say, although pinning down exactly why has proved more difficult.
Labels' strategy has tended to focus on coaching Japanese acts to sound and appear more Western, notably by encouraging them to sing in English and try genres like hip-hop and R'n'B.
Now Universal Music Group plans to do the opposite as it seeks to launch techno-pop girl band Perfume on to the world stage -- celebrate their "Japan-ness."
"We want to sell the package as they are now," said Kimitaka Kato, managing director of Universal International at the label's Japanese division.
"I won't get them to sing 100 percent in English and not Westernize them at all unless they ask us to," he told Reuters by telephone from Japan. "I think with Perfume it's all about that futuristic Japanese image."
In what is billed as a first for Universal, it has just released Perfume's number one album "JPN" on iTunes in 50 countries.
"FUTURISTIC, ROBOTIC, DOLL-LIKE"
Kato said the trio -- Nocchi, Kashiyuka and Aa-Chan -- may learn English over time, enabling them to express themselves overseas, but for now they would play on the image of "mysterious, futuristic, robotic, doll-type girls, well choreographed with laser beams."
And in a bid to avoid mistakes of the past, they will stick to the style of music they know best.
"We are Japanese, we are Asians, we can't necessarily sing 'R'n'B' or hip-hop," he said. "We should do what we're good at -- what we're good at is pop tunes."
In their 20s, the singers often appear in matching outfits, and YouTube footage features high-tech shows with elaborate lighting, synchronized dancing and giant video screens.
Perfume formed in 2000 and had its breakthrough in 2007 with the hit "Polyrhythm." According to Universal, which signed the band from independent label Tokuma, they have sold 1.3 million albums in Japan to date.
Kato said he had been encouraged by the recent success of "K-pop" acts from South Korea who had made limited inroads in Europe and beyond in recent months.
But he also conceded there was no guarantee that Perfume would find the magic formula to appeal to audiences in the United States and beyond.
Universal has tried before, notably with singer Utada who broke chart records in Japan but failed to match expectations internationally.
That may explain the label's gradual approach with Perfume, starting with promotion inside Asia followed by a small "showcase" tour further afield.
"I think it will work, but if it doesn't, I don't want other Japanese bands having a hard time," Kato explained.
この1週間ちょっと Perfume さん関連で大変になっていましたが、こんな英文記事が
あることを知りましたので、ちと翻訳などしてみました。
あまり自信ないですが、一応だいたいあってるかなあ?
Perfume ファンの皆様に少しでもお役に立てれればと思いまして。。。
(追記) 急いで訳したせいか、一段落抜かしていました。すいません。
あと、タイトルの scent という動詞の使い方が scent A with B
だと 「 A に B という香りづけをする」という意味のなので
記事のタイトルの和訳はかなり怪しいなあ、と朝からずっと悩んでいます。
(3月9日夜)
”レコード会社、J-POPグルーブ Perfume に
世界規模の成功のカオリを嗅ぎ付ける ”
2012年 3月7日
マイク・コレット・ホワイト記者
ロンドン(ロイター発)
世界最大のレコード・レーベル、ユニバーサル・ミュージック・グループによると、同社はこれまで
日本のポップ・グループにとって実現困難だった最大の目標 ― 海外チャートでの成功 ―
を追うために従来とは少し異なる戦略をしかけていく、と語った。
過去に幾度となくJ-POPのアーティストたちが期待の新人として世界舞台で売り出されたが、
そのほとんどがアメリカやドイツ、イギリスといった市場において何の反響も呼び起こすことは
なかった。
専門家たちによると、正確な原因を突き止めるのは困難ではあるが、アジア圏外のリスナーにとって
J-POPの音楽や歌詞は単に分かりづらいものなのだと言う。
従来のレコード会社の戦略といえばJ-POPのアーティストたちに欧米風なサウンドとヴィジュアル
を仕込むこと、特に英語で歌うことやヒップ・ホップやR&Bといったジャンルに挑戦させる傾向が
強かった。
だが今回、ユニバーサル・ミュージックが女性テクノポップ・グループのPefumeを世界舞台に
進出させるにあたっては、それとは正反対のアプローチを取ろうとしている
― 彼女たちの「日本らしさ」を売りにしようとするのだ。
「我々は彼女たちを現在のフォーマットのまま売り出したい」とユニバーサル・インターナショナル
日本部門の担当ディレクターのカトウ・キミタカは語る。
「私は彼女たちに全部英語で歌わせようとはしないし、彼女たちの方から頼んで来ない限り、グループ
を欧米風に変えようという気はない」と、ロイター社の取材に対し彼は日本から電話で答えた。
「Pefumeの場合、大切なのは近未来的な日本、というイメージなので」
ユニバーサル・グループでは初であるらしいが、同レーベルは今のところPerfumenの
日本でチャート1位を獲得したアルバム、"JPN"を50か国のiTunes で発表するにとどまっている。
”近未来的で、無機質。まるでお人形のような ”
カトウによれば、3人のメンバー(のっち、かしゆか、あ~ちゃん)は将来的には英語を身に着け、
海外でも自分たちを表現するようになるかもしれないが、さしあたって今のところは「神秘的で
近未来的なロボット、もしくはお人形さんのような女の子たちが、レーザー光線を浴びながら見事な
振付を見せる」といったイメージ戦略で行くとしている。
さらに過去のJ-POPアーティストたちの戦略ミスを回避するためにも、彼女たちの場合、
自分たちが一番得意な音楽スタイルにこだわっていかせる、とのこと。
「我々は日本人であり、アジアの一員でもある。R&Bやヒップ・ホップを必ずしも歌える
わけでもないし」、と彼は語った。「我々が得意なことをやればよいのだと思う。それは
ポップ・ソングを歌うことだ。」
20代の彼女たちは時にお揃いの衣装で出演することもあるが、YouTube上の動画では
凝った照明演出に、一糸乱れぬ振付け、そして巨大スクリーンを装備したハイテクなライブの模様を
観ることができる。
Pefumeは2000年に結成。2007年にヒット曲「ポリリズム」でメジャー・ブレイクした。
インディーズ・レーベルの徳間レコードから同グループを移籍させたユニヴァーサル・ミュージック
によれば、同グループは現在までに日本国内で130万枚のアルバムを売り上げている。
カトウは、最近の韓国出身のK-POPアーティストたちの成功、特にここ数か月の間にヨーロッバ
市場などに進出したことが励みになっていると語っている。
しかしながら彼もまた認めるように、Pefumeがアメリカやそれ以外の国々のリスナーに確実に
アピールするような成功の秘訣を見つけ出す保証はない。
ユニヴァーサル・ミュージックはかつて、日本で大ヒットした歌手、宇多田ヒカルに同じような
挑戦を試みたが、海外での結果は期待通りのものにはならなかった。
今回、同レーベルがPerfumeに関してまずはアジア圏内での宣伝活動から始め、続けて
さらに離れた海外での小規模なツアーを行っていくという着実な展開を行っているのも
そのことが関係しているのかもしれない。
「個人的にはこのやり方でうまく行くと思っている。でも、もし失敗した場合には他の日本の
グル―プに苦労はかけさせたくないと考えている」と、カトウは語った。
Label scents global success with Japan band Perfume
By Mike Collett-White
LONDON | Wed Mar 7, 2012 8:05am EST
(Reuters) - The world's biggest record label says it is trying something a little different as it seeks the elusive "holy grail" for Japanese pop -- global chart success.
A procession of "J-pop" acts touted as the next big thing on the world stage have come and gone, most causing barely a ripple in markets like the United States, Germany and Britain.
Audiences outside Asia just don't "get" the music and lyrics, experts say, although pinning down exactly why has proved more difficult.
Labels' strategy has tended to focus on coaching Japanese acts to sound and appear more Western, notably by encouraging them to sing in English and try genres like hip-hop and R'n'B.
Now Universal Music Group plans to do the opposite as it seeks to launch techno-pop girl band Perfume on to the world stage -- celebrate their "Japan-ness."
"We want to sell the package as they are now," said Kimitaka Kato, managing director of Universal International at the label's Japanese division.
"I won't get them to sing 100 percent in English and not Westernize them at all unless they ask us to," he told Reuters by telephone from Japan. "I think with Perfume it's all about that futuristic Japanese image."
In what is billed as a first for Universal, it has just released Perfume's number one album "JPN" on iTunes in 50 countries.
"FUTURISTIC, ROBOTIC, DOLL-LIKE"
Kato said the trio -- Nocchi, Kashiyuka and Aa-Chan -- may learn English over time, enabling them to express themselves overseas, but for now they would play on the image of "mysterious, futuristic, robotic, doll-type girls, well choreographed with laser beams."
And in a bid to avoid mistakes of the past, they will stick to the style of music they know best.
"We are Japanese, we are Asians, we can't necessarily sing 'R'n'B' or hip-hop," he said. "We should do what we're good at -- what we're good at is pop tunes."
In their 20s, the singers often appear in matching outfits, and YouTube footage features high-tech shows with elaborate lighting, synchronized dancing and giant video screens.
Perfume formed in 2000 and had its breakthrough in 2007 with the hit "Polyrhythm." According to Universal, which signed the band from independent label Tokuma, they have sold 1.3 million albums in Japan to date.
Kato said he had been encouraged by the recent success of "K-pop" acts from South Korea who had made limited inroads in Europe and beyond in recent months.
But he also conceded there was no guarantee that Perfume would find the magic formula to appeal to audiences in the United States and beyond.
Universal has tried before, notably with singer Utada who broke chart records in Japan but failed to match expectations internationally.
That may explain the label's gradual approach with Perfume, starting with promotion inside Asia followed by a small "showcase" tour further afield.
"I think it will work, but if it doesn't, I don't want other Japanese bands having a hard time," Kato explained.