今日は基本に返って、何度も繰り返し観たこの映像をご紹介!

まさにファンクの王道を学ぶのに最高のテキストと言えるでしょう。

これ観て何も感じない人、一生ファンクは無理でしょうね...変な優越感。

まずは何といっても若かりし頃の James Brown 師匠の神がかったともいえるこの踊り!
そして歌、じゃなくて雄たけび

ブラック・ミュージックを語る上で欠かせないTV番組「ソウル・トレイン」でのスタジオ・ライブ。

1曲目 Get On The Good Foot (途中のホーンのアレンジメントがクール!) から 
2曲目 Soul Power へのつなぎが、最高にスリリング
そして、3曲目 Make It Funky の途中のブレイク!かっこよすぎる。

もうどこもかしこも見所満載のこの映像。私なりにいくつかポイントをご紹介しましょう。

・ バックを勤める JB's 。ブーツーィーらが抜けたあととは言え、シャープな演奏をきめております
 が、機動隊みたいなおそろいの衣装は同なんでしょう...
 フレッド・ウェスリー率いるホーン隊。右側のトランペットのアクション最高!

・ 左側のドラム、ジョン・ジャボ・スタークス、トラデイッショナル・グリップから繰り出される
 少し遅れ気味のスネアな感じがまさにファンキー!
  曲ごとに、場合によっては基本パターンとブリッジ部分を両者で分け合って叩いていますが、
 なんか意味があるのでしょうか?意味不明。
  右側の彼もつまんなそうにタンバリン叩いてますが...視線はしっかり常にJBを追ってます。
 いつブレイクの合図が出されるか分からないですしね。(ミスるたびに罰金なのは有名ですよね)

・ MCのダニー・レイ、オープニングとエンディングの名調子以外は、マントかける以外仕事ないので
 とりあえずアンプ前でうろうろと、そこにいるだけの感じ。

・ あのJBが目の前にいるにも関わらず、ステージ上のメンバーを一切見ることなく踊り狂うスタジオ
 観戦の素人
のみなさま、通称ソウル・トレイン・ギャングの面々。
 毎週、毎週ハガキで応募して当選、目いっぱい着飾って思い思いのスタイルでダンシングゥ~。
 当時のストリートの若者たちにとって最高の晴れ舞台だったんでしょうね。みんな踊り方が違う!

"James Brown & the JB's / Get On The Good Foot ~ Soul Power ~ Make It Funky"




やっぱこれだな。うん、間違いない!