って、BOAのデヴュー曲じゃありませんよ。

凄いです。ZAZEN BOYS!向井秀徳!
タダモノじゃないです

もう、なんか彼らそのものが一つの音楽ジャンルになっていますね。

4つのコードからなるミニマル・パターンの繰り返し。

(あんまり意味の無いことだけど)その曲調をあえて無理矢理カテゴライズするなら
Bootsy's Rubber Band 風のファンク・バラードとでも言いましょうか。

ベースの支配率高し。
(現ストレイテナーの日向さんが弾いているバージョンの方がもっとブーツィーしていますよ...)

いやあ、それにしてもベースもドラムも凄いなあ。バンドならではのまさに音と音との格闘技。
それでいながら、何気にちゃんと唄を引き立てている(向井大先生のボーカルは...ということで...)

何よりも言葉が付き刺さります

「 貴様に伝えたい俺のこの気持ちを...

 意味のわからぬ言葉で意思の疎通を図りたい...

 犬猫畜生と分かち合いたいのだ...

 貴様に伝えたい俺のこの気持ちを...」

色んな音楽を吸収し自分なりに消化した上で唯一無二の音世界を作り上げている彼らのような
日本人バンドって数少ないけれど最強だなあ。

オリジナリティという点では十分世界レベルに行っていると思います。

"KIMOCHI" / ZAZEN BOYS


これはもはや「文学」ですね。