愛すべきばかちん第2号はブーツィー・コリンズです!
1号はジョージ・クリントンだよん。

 フジロック来てましたね、JBトリビュート・バンドを率いて。
さすが10代後半でJB(ジェイムズ・ブラウン)に抜擢され
たけのことはある、以外にも生真面目な職人技を披露して
くれていた、とは友人の弁。(仕事で行けなかった。一生の
不覚。)

 今日の映像はYouTubeでもブーツィー関連ではかなりの
人気ネタのようです。バックがね、多分Night Music(?)という
アメリカのテレビ番組のハウスバンドなので、普段のラバーズ・
バンドと違って刺激的です。何と言ってもドラムがオマーハキム!
そして、先日お亡くなりになった「腰つきと顔でギターを弾く男」の
ハイラム・ブロック、さらにはサックスに昨年(?)お亡くなりになった
デビット・サンボーン氏が。ご冥福をお祈りします。


 テレビなのでライン録音のためブーツィーが予想以上に端正な
プレイをしていることが分かり、感心ひとしきり。それにしても
ファンキーそのものだなあ、このおっさん。「4:00ごろのハイラムと
ブーツィーのヘッド・バンギングが神!」なんてネイティブのコメントも

ありました。でもサンボーン、今ひとつ乗り切れていないような感じが
残念。やっぱメイシオじゃないとね...ホワイティーの限界か?


 この曲ではいわゆる「スペース・ベース」的なベース・ソロ(凄く大雑把

に表現すると、ベースでジミヘンばりのソロを弾きまくる感じ)は披露

されていないけど、ワン・アンド・オンリーとしか言えないタイム感と

グルーブの嵐が炸裂している名演でしょう。地球に生まれてよかった!
(古い)

http://jp.youtube.com/watch?v=rIHrdLwa_y8&feature=related



Stretchin' out ~ Funk is gettin' ready to roll ~ Tear the roof of
the mother sucker ~ Stretchin' out


 いつもの挟み込みネタを展開。バックコーラスでマッドボーンもいつも
ながらの好サポート。"Make It Funky!"連発しとる。
 

 「ブーツィー、なぜあなたはあんな大音量でベースを弾くのですか?」
                     (湯浅学さんによるインタビュー)

 「それはね、淋しいからだよ。」 (ブーツィー)


 二ール・ヤング大好きな僕の中で、また一つ、新しい音楽の赤い糸が

結ばれた瞬間でした...ちょっとマニアック過ぎたかな?