税理士会の支部役員には、支部長、副支部長、に幹事と監事がある。特にカンジについては紛らわしいので、監事については、良くサラ(皿)カンジと言っている。(サラカンも執行部であるが、執行部と言ったらサラカン以外の直接業務を執行する役員を言うことにする)
監事は、3名で構成され、私も昨年の定期総会終了時からこの監事に就任している。監事の任期は、就任期間が年度で定められている幹事と異なる。
支部規約では、「支部の会計及び会務の執行を監査する」とされているぐらいで、
細かい規定はおいていないが、支部の機関の中の一つであることなどから
会社の監査役と似たようなもので、会計監査と業務監査を行う機関と言うことになる。
監事が、良くやっているとか、こうやったらいいのでは、ということは監事の仕事ではないし、おこがましい。
執行部の中の一員として、総会で決まった会務の執行がその本旨に従って遂行されているかどうか。
規約やその他法令が守られているかどうかや財産が間違いなくあるかどうかを監査をすることが仕事となる。
監事は、あくまでも業務・会計を日々チェックして、疑義があれば、是正するように指摘をさせていただくことになる。もし、規約等が守られていないことを指摘しなかったならば、監事の責任は免れない。
監事は、各部事業や事務局の職務に影響を与えない範囲において、いつでも監査業務を行わなければならないが、年2回、中間監査と期末監査と言うことで、会務執行につて執行部の担当役員からお話を聞く機会を設けて頂いている。通常、前者は11月に、後者は4月に実施している。
監事は、関連団体、同好会や何とかクラブなどありとあらゆるところに設置されているが、意外と機能していないところが少なくない。
中には仲良しグループの延長線上で、監事の職をリタイア役員のポストぐらいにしか考えていない組織も見受けられる。
そのためかどうかはおくとして、不祥事が明らかになってあわてる。裏金、横領やはたまたタクシー券のばらまきなど、異質な世界であるが、組織に統制が効いて監事やそれに代わるものが機能していればそんなことは起きないのではないか。
多くの組織が、監事もまわりも、監事のお仕事は年数回の監査時にお茶を飲んで,お話しを聞いて、総会時に報告書を書くことぐらいにしか思っていないところが多い。その意識を変えることが、まず必要だろう。
日々会務の執行をしている執行部の中枢は、よく考えればおかしいかも知れないと思っても、それどころではなく会務に追われる。すぐに判断を下さなければならない。その隙間に気を配って、一緒に問題がないかを明らかにするのが監事の仕事だと思っている。