本帰国後、コロナ禍が落ち着いてから
仕事に出ています
が。
結婚して以来、〇〇年間も
完全なる専業主婦であったという状態から、
社会に復帰するという
人生初の挑戦だったので、
思った以上に大変でした
約5年間の海外暮らしで
日本から乖離していて
なんかヘンな日本人だったですし
募集の条件には決して書かれていないけど
存在する見えない年齢制限も
見えてしまいました
あと、そこに
扶養内・パートタイム勤務希望が重なると
さらに選択肢の幅は狭まり…
結局、
わりといろいろ不採用通知を受け取って
今のところに落ち着いたわけですが、
海外暮らしで生きていくために
身につけざるを得なかった、
相手の目をガッチリ見つめて
自分の意思をガンガン伝える、
超絶自己肯定感マシマシ
コンフィデンス感たっぷりの姿勢や発言は、
日本ではかなりドン引きされる…
というのもじわじわと感じました。
そして、
同じような条件の人がいたら
より若い人の方を採用。
将来性とか?自由がきくからですかね?
年齢がかなり上で採用されるのは
仕事上の経験値がはるかに上、
そして肩書きのある人。
…というのもわかりました。
本帰国後、
新たに気になる講習を受けたり
試験を受けて資格を取ったりというのも
いくつかしてみたのですが、
やっぱり年齢が上の場合は
当然ながら
経験と即戦力を期待されるのだな、と。
お仕事ですものね。
しかし、
そこであきらめるわけにはいかず、
紆余曲折を経て
なんとか今の会社に。
面接の時には
自分自身の条件を的確に伝え、
管理職や面接官の方には
実際に働いた時のことを考えて
かなり細かく
質問攻めにしてしまいましたが、
それに対して誠実に
一つ一つ答えてくださったので、
もうその時点で
相性はよかったのかもしれません。
が。いざ働き出すと、
独身時代とは違って
戸惑うこともたくさん。
まず何より
20代の頃のような体力がない、
通勤だけで疲れる
週5フルタイムで働いて
その後、遊び行くとか、
土日も出かけるとか、
どんな体力してたのかと思います
今はもちろん週5ではありませんが、
家事と仕事の両立はとにかく体力勝負、
仕事にも穴をあけるわけにはいきませんから
健康と体調管理には以前にも増して
とても気を使うようになりました。
あとは
フツーにパソコンの使い方が、
現場を離れすぎていて
完全に浦島太郎状態で
仕事につく前に
研修を受けに行ったりもしたのですが、
自分自身の中身やスキルを
アップデートするのは大変
職場は若い人たちが多く、
同じ部署で働く人たちもほとんど
私の子どもたちくらいの年齢ですが、
あきらめずに(あきれながらも?)
よく仕事を教えてくれるなぁと思います
そんなことも含めて
若い人たちに対しては
みんな頑張って働いてえらいな、
生きてるだけですごいっ
と母心のようなものが芽生えます
仕事自体はちょっと専門性が高く、
その都度
判断しなければならないことも多いですが、
自分自身の経験も
なんとなく生かせる部分もあり、
大変興味深いです。
この年齢で新しいことに挑戦する機会を得て
お給料をいただけるのは
とてもありがたいです。
そして、
結婚や子育てや病気や海外生活や
親を見送ったりとか…
20代の頃とは違って
いろんなことを経験してからの
再びの仕事なので、
精神的には、もうなんでもごされ的な?
そんな心境でちょっとラクなのかもです
人生、なんとかしようと思うと
しんどかったりするのかもですが、
どうしようもないときは
なんとなく
流されるがままに流されるのも、
それはそれなりに
なるようになるものなのかもなぁ〜
と。
今となっては思ったりもしています
自宅で育てている蓮の花
蕾はチューリップのようですね。