こんにちは

ジャカルタの今朝ソラ
2019年5月18日(土)
午前5:40頃(日本時間午前7:40頃)
です

午前11時現在の気温は、32℃
予想最高気温は、32℃

現在の体感気温は、37℃

今日のお天気は、
曇りのち晴れだそうです



(The Weather Channelによる)
ジャンブーがたくさんあったので、
お手伝いさんから
ジャンブージュースの作り方を
教えてもらいました

「ジャンブー」というのは、
「グァバ」のことで、
インドネシアでは
「Jambu biji」と呼ばれています

インドネシア語で「種」という意味で、
その名のとおり
固い種がたくさん入っています

切ってみると果肉は赤く、
粒々の種が見えます

これはほぼ完熟状態なのですが
これくらい熟して
皮が薄くなったくらいが、
ジュースにはむいています。
果肉が赤い品種のものが多いのですが、
緑色の果肉のものもあります

皮をむいてから、
真ん中の部分を
包丁の背などでこそげ落とすと、
こんな感じに種の部分が取れます。
種が小石のように硬くて
とてもじゃないですが
食べられたものではありません、
ていうか、食べたらダメ

虫垂炎になります

インドネシアで虫垂炎になった、
という駐在の方がものすごく多くて
(わが家も2人、入院済み)、
衛生状態もあるかと思いますが
タネの多いフルーツが多いのも
あるのではないかと…。
地元の人たちも
ジャンブーのタネを食べたら
虫垂炎になる、とみんな言ってます

こっちが果肉の部分ですが、
種の跡がブツブツとついていて
その硬さがどんなものかが
わかりますよねぇ…

ちなみに果肉の部分の食感は
梨のようなシャリっとした感じです。
大雨にも暑さにも負けず、
動物にタネを遠くまで
しっかり運んでもらえるよう、
消化できない硬さなのでしょうか…。
果肉は小さく刻んでペースト状にし
(果肉はミキサー利用が便利ですが
うちにはないので原始的に手動で…
)、

種の部分とそれぞれ裏ごしします

左下が種の部分を裏ごしして
タネだけを取り除いたもの、
右上が果肉の部分を裏ごしして
ペースト状にしたものです

しかも甘いのもこちらなんですよね〜

ローカルの人たちは
これを水で薄めて、
シロップをたくさん入れて
激甘で飲むのが主流だそうで…

ちょっとでもすっぱいと
「胃が悪くなるからダメだ」といって
シロップや蜂蜜を
たくさん入れる習慣があります

激辛で胃腸は悪くならないけど、
すっぱいのとにがいのは
苦手な人が多いです

でも私は
自然のままのお味でいただきたいので、
ジャンブー100%のスムージーで

デュラレックスの小さなグラス
2つ分しか作れませんが…

バナナとかマンゴーとか
いろんな南国フルーツと合わせると
間違いなく美味しいですね

ジャンブーは種が硬くて多いぶん、
食べにくいため、
なかなか買うのもためらうのですが、
ビタミンCやカリウムなどの
栄養素はもちろん、
こちらの人は
デング熱にかかったら
必ずジャンブージュースを
飲むのだそうです

なので、
どこのお宅にも
ブレンダー(ミキサー)は、
大阪人のたこ焼き器並みに

標準装備なのだとか…

私はフルーツは
ほぼほぼ、そのまま派ですが、
こちらに住んでいると
フルーツはあっという間に
熟してしまうので

ジュースにするのは
ムダなく美味しくいただくための
生活の知恵みたいなもの
なんだろうなぁと思います

それではみなさま。
すてきな週末を
お過ごしくださいね

ありがとうございます
