おはようございます

ジャカルタの今朝ソラ
2018年10月1日(水)
午前5:25頃(日本時間午前7:25頃)
です

午前8:30現在の気温は、30℃
予想最高気温は、33℃

現在の体感気温は、33℃

今日のお天気は
ところにより曇りだそうです

(The Weather Channelによる)
今日から10月

もうあと3ヶ月で
今年も終わりなのですね。
毎回、同じことを
言ってるなぁと思うのですが、
ここまであっという間だったような…。
振り返ってみれば、
今年はここまで
日本もインドネシアも
経験したこともないほどの天災続き、
日本の皆様はこの週末は
台風24号が列島を縦断したとのことですが
ご無事だったでしょうか…?
9月28日のスラウェシ島での
地震津波に際しては、
いろんな方から公私にわたり
ご心配いただき、
大変にありがとうございました。
ジャカルタは
スラウェシ島からはかなり離れていて
地震の揺れは
全く感じられなかったのですが、
みなさん一様に、
ジャカルタとスラウェシ島との距離感が
わからなくて非常に心配した…
と言っておられたので、
改めて説明しますと
下の地図のような位置関係になります。
ちなみにGoogleマップで
「スラウェシ島」で検索すると
「セレベス島」で出てきますが同じです。
ジャカルタとスラウェシ島との間を
陸路と航路で移動した場合の距離は
およそ2300kmなので、
日本の北海道から九州まで移動したのと
ほぼ同じくらいになります。
さらにジャカルタと、
7月下旬と8月下旬に
M6以上の地震が起きたロンボク島との間は
約1300kmで、その約半分くらいの距離、
ということになるでしょうか?
感覚としては、
日本と同じくらいの狭さの中で、
今年7月から9月の3ヶ月の間に
M6、M7クラスの大地震が2回起こり、
さらに今回は津波を伴った…
という感じで、
逆に首都ジャカルタでは
地震がまったくないというのが、
地下のプレートの関係もあるのでしょうが
不思議なくらいです。
この週末は、テレビをつけると、
日本のNHKでは台風24号の様子、
インドネシアの報道番組では
スラウェシ島の地震と津波の様子と、
まるで地球最後の日かと見まがうようで、
自然災害の脅威を前に、
正直なところ、
本当に心が萎えてしまいそうでした…

皆さんもご覧になったかと思うのですが、
スラウェシ島に津波が押し寄せる様子は、
忘れもしない、あの東日本大震災の時と
まったく同じ光景で、
津波だー、逃げろー、と呼びかける声と、
逃げまどうインドネシアの人たちの映像は
とてもつらかったです。
地震当日の
お手伝いさんのSNSの投稿ですが、
インドネシアの人たちの悲しみが
胸に迫るようでした。
この焼け野原の様子も
東日本大震災の時の光景と
二重写しになります。
日本の言葉がそのまま使われています。
震源地パルーにあるショッピングモール
懸命な救助活動が行われていました
高層ビル群であふれる
都会のジャカルタとは違って、
スラウェシ島は
手付かずの自然が残る
とてもローカルなところ、
中心部の建物でも、下の写真のように
ブロックを固めただけのものだったり、
建築素材も建築法も
耐震性にはほど遠いといえます。
押しつぶされた車の下に入り、
ガソリンを抜き取っては
ペットボトル等に入れて
みんなで分け合ったり。
お父さんが車の下に入り、
子どもがそれを手伝っています。
店舗から品物を運び出す人々の姿も…
警察も来ますが、
警察官も人々も
みんなそれどころではない状態です。
普段から、待っていても、
自治体や政府からの支援が
あてにならないことを知っている人々は、
自らの命は自らで守らなければならず、
このような行動につながるのだろうと
思いました。
著しい経済格差があり、
防災システムがないこと等、
日本とはまったく違い、
おそらく日本に住んでいては
理解できないことと思います。
昨日、ジョコウィ大統領も被災地を視察
ロンボク島の復興もままならない状態で、
再び大きな地震と津波に見舞われた
インドネシア

私がこちらに引っ越してきた当初は、
テロが頻発し、政情不安のほうが
クローズアップされていましたが、
最近は火山の噴火や地震等、
自然災害の心配の方が
大きくなってきました。
ジャカルタに住む駐在家庭の私たちも
この現実と向き合っていかねばならないと
思っています。
日本では、
台風24号に引き続き、
台風25号も控えているとのこと、
みなさま
くれぐれもお気をつけください。
ありがとうございます

パラパラと落ちてきます、花かな
?
