こんにちは


ジャカルタの今朝ソラ
2018年8月31日(金)
午前5:40頃(日本時間午前7:40頃)
です
ピンクパープルの空に
うっすら、勝利のVサインが…
でも野焼きの匂いがすごい今朝でした



午前11時現在の気温は、32℃
すでに予想最高気温に達しています
現在の体感気温は、37℃チュー
今日のお天気は、ところにより曇りくもり
雷雨の可能性だそうです雷雨
(The Weather Channelによる)




さて、アジア大会も終盤戦、
日本はメダルラッシュの毎日ですね爆笑

さらなる希望は
おのずと2年後の東京オリンピックへと
繋がっていきます音符




昨日の続き、
アジア大会、8月28日(火)に行われた
バドミントンファイナル参戦の模様です


あまりに人が押し寄せたため、
当初の入場予定時刻よりも
かなりのフライング状態で入場となった
バドミントン競技会場のISTORA、
場内では、ほどなくチアダンスや
インドネシアの伝統舞踊など
前振りのアトラクションが始まり、
こちらの大会キャラクターも
大会イメージソングに合わせて
踊り出しましたルンルン
かわいいので大人気です
しかし、このキャラクターたち、
ただ単にかわいいだけではなくて、
インドネシアを象徴する
パンチャシラという国章にあしらわれた
三種類の動物に由来しているとのこと。


それぞれの名前は、
パワーを表す、サイのカカ、
スピードを表す、シカのアトゥン、
戦力を表す、極楽鳥のビンビン、
というのだそうですびっくり


この着ぐるみの中の人、
熱帯インドネシアでは
さぞかし暑いことでしょうね滝汗





第一試合は、
インドネシアのJ.クリスティ(白)
対 中華台北の周天成(黄色)
とにかく、インドネシア側の声援が
激しいガーンガーンガーンガーンガーン
あからさまに自国を応援プンプン
という感じで、
相手をけなすようなことはないものの、
この異国の地でのオールアウェー感は
経験した人にしかわからないかも…アセアセ


ちなみに、写真に入ってる黒い影は、
バンバン叩くビニール風船みたいなもの
なんですが、後ろの人が興奮して叩くと
バンバン、私の頭に当たるびっくりハッ
けれども、そんなことを気にするような
国民性ではありません、
私ももう慣れました、平気ですニヤニヤ




結果、男子シングルス優勝は
このジョナタンこと、ジョジョ拍手
みんなが、ジョジョ、ジョジョ言うので
覚えてしまいましたデレデレ
また、驚いたのは
途中、彼らは服を着替えるのですが、
それもファンサービスの一環なのか、
ハダカになると、ムスリムの女の子たち、
キャーキャー言って写真撮り出して、
その姿は、日本のジャニーズの
追っかけの子たちと同じで、
国や宗教は変われど
みんな同じなんだわ〜と思いました照れ




試合が終わると、いったん着替えた後、
こんなふうにメダル授与式のために
選手が入場してきますニコニコ
順番的に、銅メダルの西本拳太選手が先頭で
サポーターの方に会釈をされていて、
このインドネシアの雰囲気の中では
日本の方の礼儀正しさは
やっぱり異彩を放っていますねぇ…




こちらは女子シングルスの時の
国旗掲揚の準備の様子ですが、
毎回、こんなふうにセットされています日本




また、インドネシア国歌斉唱の時は、
みなさん揃って、国旗に向かって敬礼真顔
日本ではありえない光景なので
これにはちょっとびっくりポーン
うちのお手伝いさんに
なぜ敬礼するのかと聞いてみたのですが、
純粋に愛国心の表れのようで、
ほとんど習慣のようになっているのだそう照れ

かといって
強制というわけでもなさそうで、
そのあたりは自由、
たしかにスマートフォンで
写真を撮り続けながら
歌ってる人もいましたキョロキョロ

日本の考え方では?と思えることも、
その国の人たちにとっては
普通であるんだなぁと気づかされる場面に
遭遇することも、
こういった国際的な大会ならではですね地球





第二試合
女子シングルス決勝では、
中華台北の戴資穎が
インドのシンドゥ・プサルラを相手に
初の金メダルを獲得キラキラ
一番左は、銅メダルの
我らが日本の山口茜選手
実は私たちの座席の前にいた男性二人が
やけにおとなしいなぁと思っていたら、
この時点で
どうやら台湾系の人だということが判明!
この人たちも第一試合から
相当オールアウェーだったろうなぁと
思いました





さらに第三試合は、男子ダブルス決勝、
インドネシア対インドネシアの
金メダル争いとなりましたグー
どちらもインドネシアチームですから、
どっちが勝ってもよさそうなものですが、
さすがに決勝まで残ったチームの戦いは
すごかったですびっくりびっくりびっくりびっくりびっくり



どちらも強くて、
どっちが勝ってもおかしくない状況デレデレ


勝負が決まった第3セットの終盤、
接戦の途中でガットが切れて
ささっとラケット交換に行ったのは
赤いユニフォーム側のケビンポーンポーンポーン


「今、ラケット交換したよね?」
一瞬何が起こったのか
よくわかりませんでしたが、
あとでニュースを見ると
わずか2.5秒の間に、
コートサイドに走っていって
ラケットを交換し、
そのまま勝負を決めたとのことで、
この時のラリーは54本、35秒という長さで
本当にすごかったんですが、
それだけに
なんてことをするんだろう〜と
びっくりでした!!


結果、赤ユニフォームのチームが
金メダルを獲得しましたが、
さすがファイナル、
魅せてくれましたね〜爆笑爆笑爆笑爆笑爆笑


その時の動画はこちら
6分過ぎくらいのところで
ケビンがラケット交換に行ってます


アジア大会の公式ページによると、
こちらのケビンは
子どもの頃、学校が嫌いで、
お父さんから
「学校に行くか、
   バドミントンをとるか、
   どっちかにしなさい」と言われ、
それならば、と
バドミントン一筋でやってきたのだそう


その後、学校に行ったのか、
行かなかったのかはわかりませんが、
ここまでこれたのですから
彼にはバドミントンが合っていたことは
間違いなかったのでしょうね


学校は合わなくても、学校の外に出れば、
本人の才能を伸ばせるという可能性も
あるんだなぁと、
そんなことを感じさせる
エピソードでした


が。しかし。私たち母子。
気づけば、第一試合から第三試合まで
ボトルを回収されたため、
水も持ち込めず、
食べ物も食べられず、
ほぼほぼ飲まず食わずの断食状態チーン


かろうじて、
ミントを持って行ってたので、
それを子どもと2粒くらいずつ、
ちまちまと食べておりました


試合開始前は、トイレに行くにも
係員に身分証明書を預けなければ、
行かせてもらえずガーン


また、ブンカルノ競技場の敷地内には
たくさん屋台はあるのですが、
いったん、競技会場に入ってしまうと、
その周囲には、食べられるものは
アルファマートというコンビニの
ちっちゃな臨時店舗があるだけ、
それ以外は、なぜか携帯の充電をしたり、
プルサを売ってるところだけで、
しっかり食事できるところはないショック


さらに、そこに行くにも
身分証明書を預けて
手に再入場用のスタンプを押してもらって
出るのですが、
先ほどのアルファマートで売ってるのも、
アクアやポカリスエット、
ポップミーカップラーメンソイジョイなど、
大会スポンサーの
おやつみたいなものだけゲッソリ


そして、現地の人たちは、
水とポップミーカップラーメン
アイスクリームだけでソフトクリーム
平気でお昼を済ませているえーんアセアセ


もしくは
お昼なので男性は
ひとところに集まって祈っている〜お願い


ポップミー、というのは、
カップヌードルのようなもので
お湯を注いで食べる、
こちらの代表的な国民食みたいな
ものらしいですが、
私はまだ食べたことがありませんカップラーメン


で、ほとんどの人はまったく飲まず食わずで
ずーっと席に座って平気で
ひたすらスマホをいじっている…ニヤリ


ああ、インドネシアの
SNS命の人々よ…笑い泣き


普段からラマダンで断食しているから、
こんな試合観戦くらいの時間は
まったく平気なのでしょうか???


帰ろうにも、案内板がほとんどないため
なかなか出口にたどり着けず、
暑さと空腹の中、
ぐるりとスタジアムの外側を歩き続け、
なんとか会場を出て、
運転手さんと落ち合えたのは、もう夕方にやり

「ニョニャ、
   お昼ご飯も
   食べられなかったでしょう


すでに、バドミントンの予選をはじめ、
何回か競技場に足を運んで
試合を見に行っていた運転手さんは
状況を把握していたようで、
ここぞというときは
やっぱり、飲まず食わずで
観戦するのがこちらの流儀のようですタラー


ちなみに運転手も会場に入場して、
パブリックビューイングの
暑い屋外で観戦していたようですやしの木

それでも、誰一人、熱中症にもならず、
みんな平気なのは
やっぱり、暑さにも断食にも
慣れているから?


2年後、盛夏、酷暑の中、開催される
東京オリンピックのお手本には
到底なれそうにはない、
そんな私の観戦の一日テニス


ようやく食事にありつけたのは
朝食から約12時間後のことでした割り箸


試合は素晴らしかったですが、
もうインドネシアはお腹いっぱい的な
そんなアジア大会参戦でした〜照れ





それではみなさま
すてきな金曜日の午後を
お過ごしくださいね


ありがとうございます
ブーゲンビリア、満開です