おはようございます

ジャカルタの今朝ソラ
2018年8月27日(月)
午前5:45頃(日本時間午前7:45頃)
です

靄(もや)と霧に包まれた朝でした

午前8時現在の気温は、28℃
予想最高気温は、34℃

現在の体感気温は、31℃

今日のお天気は
ところにより曇りだそうです

(The Weather Channelによる)
アジアの強豪が
しのぎを削る戦いを繰り広げる
ジャカルタ・パレンバン・アジア大会も
残すところあと1週間となりましたね

この週末は
現地のテレビ番組とネット情報に
釘付けの私でした

はるばる、こんな暑くて不便な?
インドネシアまでやってきてくれて
日本の選手のみなさんが
頑張っている様子を見ていると、
普段、選手と同じように
ほぼほぼ完全アウェーな環境で?
孤独に暮らしているだけに、
共戦の友を得たようで
やっぱりうれしいなぁ〜と思います

とりわけ、今は日本は夏休みで、
ジャカルタの日本からの駐在家庭の方も
かなり一時帰国されていますし、
余計、その思いが強かったですねー

さらには
金メダルをとってくれた時なんかは、
もう号泣

勇気百倍












これからも頑張ろう!
という気がしました

10月にはパラアジア大会も
インドネシアで開催され、
まだまだ先に感動が控えているかと思うと
ワクワクします

いよいよ終盤戦、
ますます激戦になっていくかと思いますが
ぜひとも最後まで
頑張っていただきたいです









今年は日本はいまだに40℃近い猛残暑で、
ジャカルタは日本より赤道に近いから
さぞかし暑いことだろうと思って
日本から来られた選手の皆さんは、
インドネシアのほうが涼しいことに
あれっ
?と、

きっと驚かれたのではないかと思います

乾季で雨の降らないこの8月は
湿度が低くてサラッとしていて
一年中で最も過ごしやすく、
インドネシア滞在には
もってもこいの季節なのです

とりわけ今年のインドネシアは
冬のオーストラリアからの寒気が
流れ込んできているため、
朝晩はさらに涼しく
風が吹いて肌寒いくらいで、
いつも蒸し暑い感じのジャカルタ市内でも
最低気温が25℃を下り、
熱帯なのに
いわゆる熱帯夜ではないんですよね

一方で、日本で
もしも今年のような猛暑が
この先、夏がくるごとに続けば、
2年後の8月の東京オリンピック、
パラリンピックは、
本当に課題山積みという気がしますが、
それだけに
今回の暑いインドネシアでの戦いが
選手の皆さんや
関係者の皆さんの貴重な経験値となって、
東京オリンピック、
パラリンピックの大成功に
少しでもつながっていけばいいなと
思います

で。
アジア大会が始まって思ったことは。
もう、みなさん同じように
思われたことだと思うのですが。
やっぱり、インドネシア、ジャカルタは
ゆるゆるだわぁ〜

ということ。
日本男子が金メダル、女子が銀メダルを
獲得したマラソンを見ていましたが、
警備から何からきっちりした
日本のマラソンとは大違い

沿道から人がはみ出てるわ、
自転車が乗り入れるわ、
係の人とか、軍人とか、警備そっちのけで
スマホで写真を撮ってますし、
こんなに距離感が近いというか
自由に放置されたマラソン大会も
他にはないのではないでしょうか…



さらに、こちらのテレビ放送では、
マラソンコースの何キロ地点とか
そういうのも表示されていなくて、
なんとなく、見慣れた景色から、
ああ、今あのへんだから
あと何分くらいかな
?

と想像しながら見る…という…

また、普段、インドネシアでは
どこへ行っても
その辺にある時計はだいたいの時間で、
きちんとあってるためしがないため、
せめて時計が正確なだけよかった!
と本気で思ってしまいました



それくらい
インドネシアでは時間という点に関しては
ゆるゆるだなぁと思います

そして、いろんな競技において、
ムスリムの女子選手は
やっぱりヒジャブをかぶって
肌の露出を控えてるんだなぁ〜と、
今さらながら、そのことを認識しました

競技においては、
ヒジャブが外れたり
左右の視野が遮られたりしないよう、
ピッタリしたものになっているとか
いろいろ工夫されているんだろうな、
と、そんなことも思ったり…

さらには観客の人たちも
日中の屋外はさすがに暑いと思うのですが、
熱中症にもなることもなく、
ヒジャブをかぶって
すっぽり頭の先から足の先まで隠して
声援を送ってる姿を見てると、
やっぱり暑さに慣れてるんだなぁーと
つくづく思いました



熱中症にならないその秘訣を、
今後、酷暑の夏が当たり前に
なるかもしれない日本に
軸足を置いている人間としては、
一度しっかり聞いておかねば…
と改めて思いましたねぇ…

また、なんでもそうだと思うのですが、
大会の裏方、準備をする人たちは
本当に大変だなぁ〜と感じます

アパートメントに住んでいると、
競技によっては
わざわざ見に行かなくても、
家のベランダや窓から
競技が見れたりもするのですが、
準備に携わる人たちは、
毎日、毎日、朝は暗いうちから
そして夜は終わった後に、
その会場となる場所を
きちんと整えて続けています

こういう人の見ていないところでは
やる気がないと手抜きをしたり、
適当にしてしまうものですが、
私の見る限り、
本当にきっちり仕事がなされています

インドネシアは人口が多く、
しかも平均年齢が20代と
若い人が多いというのもあるでしょうし、
賃金も納得いくからこそなのでしょうが、
暑い中でのこういう仕事は
本当に体力勝負と思います

あまりにその仕事ぶりが美しいので、
思わず、写真を撮って、
「スタッフの方、すごい頑張ってますよ!
見せてあげてくださいね!」
と、担当部署に
メールで送ってしまったくらいです、
なぜなら、仕事をしているご本人は
そんなふうに高層階から
仕事が美しく仕上げている自分の姿を
絶対、見ることはできないでしょうから

ゆるゆるなインドネシアではありますが、
そんなところから
ジャカルタの人たちの、
アジア大会にかける思いを
間近に感じたりもしています

そして私たちジャカルタ在住の人間も、
この期間限定の通行止めや
通行規制とのお付き合いもあと1週間

意外と、どこも道は空いていて、
普段のような渋滞は
表通りではあまり見られません

わが家は
帰省していたお手伝いさんが
約1週間ぶりに復帰してくれます

アジア大会の閉会式を日曜に控え、
少しずつ、
普段のジャカルタ生活に戻っていく
1週間となりそうなわが家です

それではみなさま
すてきな月曜日を
お過ごしくださいね

ありがとうございます

こんなふうにかわいらしいお花も
咲いています
