こんにちは
ものすごい靄で
ジャカルタは、
台風の影響や偏西風等
それではみなさま
黄色イクソラの花
ジャカルタの今朝ソラ
2018年8月9日(木)
午前6:30頃(日本時間午前6:30頃)
です
朝陽はオレンジ色の点でした
午前9:30現在の気温は、30℃
予想最高気温は、32℃
現在の体感気温は、33℃
今日のお天気は
午後から雷雨だそうです
(The Weather Channelによる)
このところ強烈に霞(かす)んでいる
ジャカルタの空ですが、
今朝ソラ撮影のために
ベランダに出ると、
どうにもこうにも、煙い
2015年の、
シンガポールまで及び、
呼吸器疾患で多くの人が亡くなった、
あの記録的なヘイズの時の
空気の悪さを思い起こすような…
どうやら最近の靄(もや)というか
空のかすみ具合は、
湿度の高さとかではなくて
(だって雨降らない乾季ですから)、
またどこかで野焼きをしている
煙害(ヘイズ)のせい
なのではないかと思いました
気になって
世界中の大気汚染の様子がわかる
「Air Visual」という
無料アプリをダウンロード
してみました
最初の画面はさわやかなブルーの
このアプリなんですが…
アプリが始まると
いきなり衝撃的なこちらの画面が…
ジャカルタは、
アメリカ合衆国環境保護省が定める
大気汚染の度合いを示す
AQI(Air Quality Index)によると
その数「182」で、
健康に良くない、とキッパリ
マスク必須状態
ちなみに
同じインドネシア国内でも、
メダンのAQI指数は「33」と
比較的良い状態のようで、
よくスマトラ島北部に位置する
メダン産の人参やオレンジが
グロッサリーストアに並んでいますが
そういう理由からなのかな？
と思います
さらに世界各地のAQI指数を見ると
大気汚染の度合いが
一目瞭然でわかります
午前8時現在の日本はこんな感じ
さすがに数値は低いですね
風向きによってか、
時々刻々とその指数は変わっていて、
さらに大きく拡大すると
その地域ごとのAQI指数が
はっきりとわかります
世界をぐるくる見ていくと、
瞬間的に300とか、400とか、
ありえない数値を出している、
大気汚染のひどい地域もあるようで
びっくりします
そして
今日の世界AQI指数最高ランキングは
こちら…
今朝のジャカルタは
に次いで世界ランキング第2位という
不名誉な結果に…
先月今月は
1位2位を争っているそうです
ちなみに、バリのデンパサールも
世界ランキング8位に入ってますね
今回は
アメリカ環境保護省のAQIで
見てみましたが、
他にもさまざまな国の比較指数があり
でも、これだけ悪いと
どこのを見ても
決してよくはないはず…
これを見て、
本当にこんな中で、
まず、自分自身が
よく生きてるな
と思ったというのが
第一印象です
そりゃ、咳も出るし、
鼻炎にもなるし、
皮膚炎やら結膜炎やら
その他もろもろ
原因不明の病気にもなるし、
日本に帰ったら
途端に全身生き返る感じがするのは
当たり前だよなぁ〜、
って思いました
そして、このジャカルタに
このまま
ずーーーーっと住んでいたら、
どうなるんだろ？
すでに体は
あらゆる耐性ができたからか？
慣れてきたようにも思いますが、
こうしている今も
どんどん見えないところに
蓄積されているのだろうか？…
とか…。
さらには
このジャカルタの大気汚染も、
風に乗って
どんどん飛んでいって、
結局は地球全体の温暖化等に繋がり、
今夏のような
強烈な猛暑や大雨の原因の一つと
なったのではないか？？？と…
大気汚染世界ランキング上位の
ジャカルタに住み、
この空気を日々感じている者としては
その責任をじわじわと
感じたりもしてしまいます
けれども、
大気汚染の大きな原因の
一つであると思われる、
車がなければ移動できない
このジャカルタのインフラ整備
ひとつとっても、
相当の時間がかかりますし、
今日も私は車に乗って
お出かけするしかないんですよね、
運転手さんはこの仕事で
一家と親族を養っているのだし…
東南アジアでは、
公的に保証された
安定した仕事に就くにも、
親族が優先的に職につけたりする
世襲のようなものが
まだまだ習慣として根強いようで、
結果として家の経済力によって
その後の人生が左右されているのが
現状だったりもするようです
大気汚染ランキング上位の背景には
さまざまな面で、さまざまな問題が
複雑に合わさっているんだな、
ということを感じます
ジャカルタの夕焼け、車窓から
すてきな木曜日を
お過ごしくださいね
ありがとうございます
