おはようございます

ジャカルタの今朝ソラ
2018年5月26日(土)
午前6時頃(日本時間午前8時頃)
です

朝陽が昇ってようやく
少しオレンジ色になりましたが…

午前9時現在の気温は、29℃
予想最高気温は、33℃

現在の体感気温は、36℃



今日のお天気は雷雨だそうです



(The Weather Channelによる)
雨の少ない乾季とはいえ、
やはりここは熱帯雨林気候の
インドネシア

毎日、ジメジメ、ムシムシ…





そして、午後は
雷雨になったりもします

屋内はギンギンに冷えているので
かなり湿度は抑えられているものの、
エアコンなしの生活は
私たち温帯育ちの日本人には
とてもじゃないですが
耐えられません



エアコンのドライ機能も
こちらの気候には追いつかず、
あっという間にエアコンが
動かなくなったりもします

そんな暑い中、
我が家のお手伝いさんも
汗をかきかき

仕事をしてくれているのですが、
さらに
彼女らイスラム教徒はラマダン中…

私が買い物から帰ってくると、
さすがに袋から出す食べ物に
目がいってしまうようで、
さらには目がうつろ…

「ニョニャ、気にしないで
(昼食を)食べてください〜
」

とは言ってくれるものの、
毎年この時期は水を飲むのも
気の毒な感じがしてしまいます

断食初日、
お手伝いさんのWhatsupの
タイムラインはこんな感じで…

いけないので、お手伝いさんのには
目を通すようにしています

ただし、SNS命のこの国の方…

やたらめったら、
タイムラインもプロフ写真も
分刻み単位でコロコロ変える人も多く
さすがに付き合ってはおられないので、
あまり関係ない人のは
通知オフにして見ていません

さらには断食中、彼女たちは
こんなことを心がけているようで

(タバコも吸わない)、怒らない、
ハートウォーミングでニコニコ、
困った人には手を差し伸べましょう…
的な感じなのかな?
同様に、断食初日、
私の運転手さんからのSMSでは、
こんなふうに
「ご家族みなさまの
繁栄と幸福を祈ります
」

みたいなメッセージが…

キリスト教の「アーメン」
みたいな感じのようで、
よく使われるようです

そんなお手伝いさんの断食中の生活は
だいたいこんな感じのようで…

早朝(夜?)午前3時に起床、
食事を作る、
午前4時〜4時半くらいまでに
食べ終わる。朝の祈り。
断食。
自分の家の家事。
子どもを学校へ送る。
我が家で働く。
子どもを学校へ迎えにいく、帰宅。
夕方、午後6時になって、
ブカプアサ(断食明け)

まず胃にやさしい「コラック」や
「エスブアー」と呼ばれる
飲み物的なものを口にし…
このあたりで、
お手伝いさんは
家族のための食事を作りつつ、
それを食べつつ、家事を片付けつつ…
というような感じなのだそうです

忙しそうですね

その後、ムスジットへ行き、
祈り…

だいたい夜8時頃から
夕食が始まるのだそうで、
ここから夜はめっちゃくちゃ
食べるのだそうです











時にはみんなで集まって
大宴会状態





さすがに
そのまま寝てしまうことになるので、
朝は起きても
胃もたれがするそうですが、
それでもまた
一日飲まず食わずになるため、
朝3時には再び食べられるだけ
食べるのだそう…









絶対、体悪くしそうですよね〜



最初の3日間くらい、
そして1週間くらいは
かなりキツイようですが、
次第にその生活にも
慣れてくるのだそうで…

これがたった一人だけだと
かなりしんどい気もしますが、
小さい頃から
家族全員、親族一同、
近所の人たちみんなこの生活だと、
ふつうになるのでしょうかね…

ちなみに、
子どもは5歳くらいから
断食に慣れさせ、
まずは、朝、昼、晩の食事のみで
間にはなにも飲まない食べない、
そして次第にその時間の間隔を
開けていくのだそうです

まだ小学校低学年くらいは
相当、ガマン、ガマンのようで、
喉が乾いたらシャワーを浴びて
なんとなく皮膚から?
水分補給したり?
そういう感じなのだそうです

そして人によっては、
ちょっと水を飲んだり、
今日は断食一回休み…
みたいな人もいるそうで、
断食に対する厳格さの基準も
人それぞれ…なのだそう

ただ、断食しなかった分は
どこかで穴埋めする?
というのでしょうか、
誰かに施すとか、
祈りを増やすとか、
様々あるようで…

柔軟な部分もあるのかもですね。
うちのお手伝いさんは
超がつくほど真面目なので、
「断食してるのにごめんねー、
ご飯食べますねー」
「しんどかったら休んでね〜」
と声をかけていますが、
やっぱり、こんなときも
おきまりの
「ティダアパアパ」
(気にしないで、問題ないです)
と笑顔で返ってきます

運転手さんも同様、
学校や塾の送迎等、もろもろで、
分刻みの移動だったり、
ブカプアサの時間も仕事なので、
「忙しくってごめんなさいね〜
それに、ブカプアサに
家に帰れなくて…」
と伝えるのですが、
やっぱり運転手さんも
「ティダアパアパ」
「あなたとあなたの家族のために
働けることが私の幸せです」
とか返ってきて、
それは彼らの宗教心からくる言葉
なのでしょうね

「ブカプアサは家族揃って迎える」
というのは、
ムスリムの人たちがこの時期
一番望んでいることのはずなので、
そのことに対しては、
しつこいほど、一言伝えて
尊重する気持ちを伝えることが
大切かな、と思っています

それではみなさま
すてきな土曜日を
お過ごしくださいね

ありがとうございます
