こんばんは

そののんです。
ジョグジャカルタの空港に到着して、
そのまま一番に、
世界遺産のプランバナン寺院を
訪れました

ヒンズー教の寺院群です

このとんがりひとつひとつが寺院で
それぞれにヒンズー教の神様が
祀られています

一応、入場券売り場兼案内所
みたいなのが最初にあります
細工がすごいっ
インドネシアの工芸品ですが、
座っても折れないのでしょうか…

インドネシアは連休とあって、
緑に囲まれた広い公園には
国内外からのたくさんの観光客が
訪れていました

寺院群までひたすら歩く歩く歩く…



汗が噴き出ますし、日に焼けます

水分とサングラスと日焼け止めと
歩きやすい靴はマストです

近くまで歩いて行くと、
最初に目に入ってくるのは
この崩れた石の大群
今なお噴火する活火山もあり、
大きな津波の被害も受けてきた、
日本と同じ地震大国


歴史上、度重なる大地震によって
このプランバナン寺院群は何度も崩壊し
その度に修復されてきたのだそうです
最近では2006年5月の
ジャワ中部大地震によって
さらなる被害を受け、
その時は
寺院のてっぺんの石が落ちてきて
地面に刺さってしまったことも
あったそうで、こんなふうに
当時の被害の様子が
保存されていました

このプランバナン寺院を訪れた日は
熊本地震のあった4月14日

地震で被害を受けた熊本城の石垣と、
同じく地震で崩れた
このプランバナン寺院の姿とが
おのずと脳裏で重なりました

先日ご紹介した
ボロブドゥール寺院遺跡も
そうでしたが、
こちらのプランバナン寺院群も
インドネシア政府からの要請を受け、
日本から調査団が派遣され
修復に協力してきた経緯が
あるのだそうです
しかし、完全な修復のメドは
たっていないとのことで、
現在は残っている分だけを
見学していることになります

この大きさと、この細かさですから
修復は大変なことですよね

大きいっ
人類の知恵と力と情熱に
今さらながらに驚きます、
これが
世界遺産の素晴らしさなのですね

スマートフォンの中は
こんなふうに石の写真ばっかりに…

どーん
とんがりのひとつひとつの寺院遺跡を
それぞれ登っていきます、
高さがあるので
もう見学のレベルではなく、
プチ山登りと言っていいかも…



みんな原則として長袖長ズボン、
ムスリムの人はヒジャブを被っているし
でもこの暑さの中、誰1人として
熱中症にならないのが不思議
中はこんなふうに
天井が狭く高くなっています、
どうやってこんなふうに造ったのか
すごいなぁと思います

やはりコンクリートで修復
されているようです

それぞれに
ヒンズー教の神様が祀られています

みんなよく似ているので
ガイドのマルトノさんが
流暢な日本語で教えてくれたのですが、
よく覚えていません

マルトノさん、ごめん
こちらの象の神様は
学問の神様ということで、
学生さんたちが
みなさん触りまくっていました
上まで登っても、
この洞窟みたいな中には入らず、
外から遠巻きに見ていました
ヒンズー教なので
牛も大切に祀られています
でも、この背中の丸いコブが
神聖な牛の証なのだそうです

降りる時も結構急な階段で、
スロープも手すりもなく…
この昇り降りがキツイ…
そしてとにかく暑い…

あっという間にペットボトルの水も
なくなります
そして見学が終わると
ずらりとおみやげ物屋さんが…
値段も置いてるものも同じみたいだし
お店のおばさんが違うだけかな

呼び込みもすごいし、
他にも日本語でわんさか集まってきて
あっという間に
取り囲まれてしまいます〜
世界遺産では
おみやげ物は若干高めなので、
同じものなら
少しひなびたところの方が
お安いようです

ありがとうございます

















