こんばんはー
そののんです。




一時帰国をする前から
かなり多忙で病院に行く暇がなく、
咳と痰がひどいまま
ジャカルタを飛び立ち、
日本に帰ってきてました富士山飛行機


帰国して数日後、
人間ドックに行ったら、
案の定、内科のドクターから
胸の音にラ音がみられる、
「単球」「好酸球」の値が高い、
と言われ、
後日届いた人間ドックの
検査結果には
「急性上気道炎」とあり…病院


どうやら、
湿度の高いインドネシアと違い
日本の乾燥した気候、
一時帰国の荷造りや環境の変化、
長時間のフライトの疲れ等もあり、
風邪がさらに
ひどくなっていたようですゲホゲホ


ちなみに、「単球」とは、
体内に侵入した細菌や異物を処理する
機能を持った白血球(単球)の比率の
ことだそうで、慢性疾患症などで
増加するとのこと、
正常範囲が2.3〜7.7%のところ
この日の私の単球の数値は8.5で、
毎年、9〜10%あたりを
うろうろしていて
もともと高めのようです


いっぽう、「好酸球」は
アレルギー疾患などで増加する
白血球(好酸球)の比率で、
正常範囲が0.2〜6.8%のところ、
この日の数値は11.0%とかなり高めで
好酸球の値でひっかかったのは
今回が初めてでした


この「好酸球」という言葉は
慢性副鼻腔炎のときに
何度か耳にしたことがあり、
好酸球性の副鼻腔炎は
手術しても
何度も再発する厄介なタイプで、
私は好酸球はもともと少ししか
みられないから、
再発の可能性は低く、大丈夫、
との診断を受けていたのですが、
好酸球の値が高い、と聞いたときは
えっガーンと、すごくイヤな感じが
してしまいました


経験上、これはきちんと治さないと
かなりヤバイかも…と思い、
人間ドックを受けた翌日、早速、
滞在先近くの、耳鼻咽喉科に行き、
クラリスやムコダイン等を
処方されたものの、
一週間服用しても効果がなく…


咳はひどいまま、黄色い痰が出て、
夜も眠れず、
胸のあたりがゼロゼロとして
痰が絡んでいるのがわかり、
なんか息苦しいような…


これは喘息が出ているのかも…と思い
呼吸器内科に行かないとダメかも、と
ジャカルタへ戻る直前に
病院を一生懸命、探しましたにやり

{9B2243AF-53E3-4ECC-9C80-99B083EDDE93}

ここで、
古巣の大学病院に行けば
話は早いのですが、
私みたいに、ジャカルタまで
飛んで行ってしまったような人間は
もうよっぽどでなければ
日本の大学病院にお世話になるのは
場違いのような気がして、
(そう…半分、日本人じゃないような
 そんな気がするのです)
おっきな病院には
重い病気でなくとも
たくさんの患者さんがいるだろうし、
先生も忙しいのだから、
1人で頑張るべしプンプン
と、固く誓っていたので、
その時その時、
近場でお医者さんを
開拓することにしているのです


最近は
グーグルマップで
簡単に病院も探せて、
とっても便利になりましたねウインク


そんなふうに探してみると、
滞在先のすぐそばでも
呼吸器内科を標榜する個人病院は
いくつかあって、
さらに、同じ呼吸器内科でも
気管支喘息やアレルギーが専門の
病院もあれば、
睡眠時無呼吸症候群、
禁煙外来が専門の病院など、
いろんな病院があり、
これはいいことだなぁと思いました爆笑


私は、
気管支喘息専門の病院に行き、
レントゲンや肺活量などの検査をして
診察を受けました


ものすごくたくさんの
喘息用の薬が揃っているようで、
小さな病院ながら
待合室は患者さんでいっぱい…
この狭いエリアだけでも
喘息の人って
こんなにたくさんいるんだなぁと
改めて感じましたポーン


ドクターは庶民的な人で、
ジャカルタに行って
喘息のコントロールが
うまくできていないことを
指摘されてしまいました


日本ではアドエアを
吸入していましたが、
ジャカルタに来てからは
吸入しなくても
全然、喘息も出ないので
そのまま様子を見ていたのですが、
どうも日本に戻ってくると
ほこりっぽい感じがしたり、
電車に乗ると咳が出て、
もとに戻ってしまったような、
そんな感じになってしまって、
これは日本限定の喘息なのかも…と
思いました風鈴


ジャカルタでは湿度が高いので、
花粉が飛ぶ植物も少ない感じですし、
移動手段が車しかないので
外気に触れることが
あまりないからかもしれませんやしの木


9月頃から始まる
野焼きと焼畑の季節だけは、
咳はひどくなりますが…ゲホゲホ

{82AD2796-27B2-403E-8A75-411B75F2FCEB}

ドクターによると、
1日1回でもアドエアを吸入するとか
細く長く…で日頃から
予防的に使用しておくと
喘息が出にくい、とのことで、
出てからでは遅い、ということの
ようです


長引いた風邪だったので、
ジャカルタに戻ってから現在も
少しアドエアを続けていますが、
昨年は野焼きの季節に
ひどい咳で困ったので、
これからの乾季の季節は予防的に
アドエアを吸入しておいたほうが
いいのかも、と考えています栗


日本で2ヶ月分、
アドエアなどを出してもらえますか?
と聞いたところ、
厚生省の指導により、
1ヶ月しか処方できなくなったんです
とのことで、ギリギリの量だけ
出してもらいましたニコニコ


ジャカルタにも
アドエアのようなものはあるのですが
私は慢性的な喘息ではないのと、
逆に慢性疾患と診断されると
海外では
医療費に保険が効かなくなって
しまうので、
日本でもらうお薬で
対処するのがいい感じです照れ


裏を返せば
慢性的な病気がある場合は
海外に住むのは難しい、
ということになります


健康でなければ…です


喘息専門の病院で
出してもらった薬は、
「アドエア」の他に、
「メプチンエアー」(発作時)、
「テオドール」(気管支拡張剤)、
とてもよく効くという抗生剤
「ジェニナック」、
夜寝る前に飲む「キプレス」、
「プレドニン」(ステロイド剤)、
「ムコダイン」(痰切り)、
そして咳止めとして、
病院オリジナル処方だという
「コデインリン酸塩散」と
「アスベリン散」と
「メジコン散」のブレンド薬


喘息っぽい症状が
そこまでひどくはなかったので、
眠くなりそうな咳止めと、
飲んだことのない
ステロイドのプレドニンは、
自己判断で服用しないことに
しました


少し下痢になったのですが、
ジェニナックが
すごくよく効いたみたいで、
咳が次第に収まり、
全部飲みきるころには
黄色い痰も出なくなりました


ジャカルタにも
呼吸器専門の日本人向け病院はあって
餅は餅屋、と言いますし、
今後、もしも治りの悪いときは、
そちらにかかろうかな、と
思いました


こんなふうに
みてもらいたい症状に特化した
専門医のいる病院が
町のあちこちにあると、
朝から夕方までかかって診察5分、
なんていう
待ち時間の長い大きな病院に
わざわざ行かなくても済みますし、
みんなが助かりますね


足腰の弱いお年寄りが
遠くの病院に行くのもひと苦労ですし
その地域地域に
患者さんのニーズにあった病院が
充実してくれればなぁ…と思います


悲願だけど、
ジャカルタにもねぇ…笑い泣き

{5F7B7850-8F13-4985-94DB-867E2814623C}

ありがとうございます





人気ブログランキングへ
にほんブログ村 病気ブログ 病気 闘病記(完治)へ
にほんブログ村