おはようございます

そののんです。
ジャカルタの今朝ソラ
2016年3月11日(金)
午前5:50頃(日本時間午前7:50頃)
です

赤く染まる空がありました

午前7時現在の気温は、26℃
予想最高気温は、31℃

今日のお天気は、
雷雨だそうです



(The Weather Channelによる)
今日は
3.11東日本大震災から5年。
ジャカルタの朝焼けに
震災で亡くなられた方のご冥福と
被災地の復興を
心よりお祈りしました。
あの日あの時、
地震があった瞬間、
二男のバイオリン発表会が
幼稚園であり、
私と二男は
その帰りの公営バスの中にいました。
当時は
関西にいましたから、
動く車の中では
地震があったなんていうことは
全くわかりませんでした。
バスを降りて、
駅前のショッピングセンターで
買い物をしていると、
めまいがして
なんだか気持ちが悪く、
疲れているのかと思っていましたが、
帰宅してから
テレビをつけて、
初めて
それは関西にまで
ひどい揺れが伝わった、
東日本大震災のせいだと知りました。
テレビ画面に映し出される
震災後の光景に
言葉を失いつつも、
ここに住む人たちは
どうなったんだろうか…
そういえば
仙台に住む
幼なじみは大丈夫だろうか…
昔住んでいた
燃え上がる千葉のコンビナート
近くに住む友人たちは、
どうしているだろうか…
いろんな思いが
押し寄せてきました。
当時、
私の父は心筋梗塞の手術後で
大阪の病院に入院中でしたが、
高層階にいたため、
大阪とはいえ、
その揺れは
すさまじかったようで、
病室の引き戸が
勝手に開いたり閉まったりして、
立っていられないほどだったと
看病に訪れた母が
言っていました。
父の入院・手術に加え、
震災のショックは
大きかったようで、
ある日の看病の帰り、
母は駅で倒れてしまいました。
体調不良を感じた母が
検査を受けたところ、
初期の胃ガンが見つかりました。
その後、ほどなく
母は手術でガンを取り除くことができ
父も母も
今では元気に暮らしていますが、
数ヶ月ほどの間に
両親そろって
同じ病院で入院・手術したことは、
震災の日がめぐり来るたびに
同じように
思い出されます。
3.11は
こうして
遠く離れた
ジャカルタにあっても、
絶対に
忘れることのできない日です。
先日は
スマトラ島沖での
大きな地震の報道がありましたが、
インドネシアも
何度も地震や津波を経験し、
その悲しみを乗り越えてきた国です。
なにがしかのご縁があって
この国に暮らしていることの
意味をかみしめながら、
今日は
祈りを捧げる日にしたいと
思っています。
ありがとうございます
