おはようございます
そののんです。




今日は
阪神淡路大震災から20年流れ星


震災で
お亡くなりになられた方の
ご冥福を
心より
お祈りしたいと思います。




毎年
この日になると、
必ず
地震のあった
その時間に
目が覚めてしまいます



当時、
私は
夫と結婚して約半年
長女を妊娠中でした。


地震の瞬間、
まだ
眠っていた私は
なにごとかと
目覚めて、
とっさに
お腹の中の
赤ちゃんを
かばうように
丸くなって、
その上から
さらに
夫が覆いかぶさって
くれていたような
気がします


わが家は
震源地からは
だいぶ
離れていましたが、
食器棚から
たくさんの
食器が落ちて割れ、
金魚の水槽からも
水があふれ、
ご近所の
古いお宅は
瓦屋根も落ちて、
塀も崩れていました



震源地から近い、
兵庫県の
山手に住んでいた
妹の家では
崩壊は免れたものの、
寒い中
ライフラインが
閉ざされ、
両親の家に
子どもを連れて
戻ってきました


妹も
まだ2歳の子を抱え、
お腹に
赤ちゃんがいたので
大変だったと
思います



かわいがっていた
実家の
オカメインコは
地震からほどなく
ショックからか
亡くなってしまいましたヒヨコ



お友だちの
飼っていたワンちゃんも、
亡くなってしまったり、
どこかへ
逃げて行ってしまった
ワンちゃんも
いました



大震災の前から、
妹が
「最近、地震が多い」
と、
速報でも
流れないような
小さな地震が
たびたびあったと
言っていましたが、
まさか
そんなことになろうとは、
少なくとも
自分自身の周りでは
いませんでし、
妹も私も
思ってもみませんでした



テディベアを
作ったりするのが
趣味だった私は、
大震災の数日前に、
テディベアの
イベントのために
神戸や芦屋の街を
夫と訪れ、
おいしいご飯やケーキを
いただいていた
ばかりでした



テレビで見る
炎と煙のあがる街や、
崩壊した高速道路は、
そこに住む人たちの
平凡だけど
幸せな日々と笑顔を
一瞬にして
奪ってしまったことを
あらわしていました



震災の日の前日の夜、
夫とふたりで
お鍋をしたのですけど、
翌朝、
その土鍋だけが
重かったのでしょう、
地震があっても
落ちることもなく、
キッチンのコンロの上に
どしっと
乗っかっていて、
しばらくは
お鍋をすると、
お鍋の次の日は
地震だったなぁと
ずっと思い出して、
少し
怖かったことを
覚えています



震災のときに
お腹にいた長女も
今年は20歳


長女の成長とともに
震災のことを
思い出します




震災だけでなく、
人生には
悲しいことや
忘れられないこと、
気丈に頑張っていても、
ふっとしたときに
涙に暮れてしまうような
誰にも言えない
つらかったことが、
こころの奥から
噴き出してくるようなときが
あるのだと思います


いつもは
その悲しみを
折り紙のなかに
包み込むようにして
おりたたんで
大切にもっていても、
ふと
折り紙を
開いてしまいたくなるような
そんなときも
あったり…


毎日は
その繰り返しのような、
そんな気もします


だから
悲しくて
つらくて
どうしようもなくて
泣きたいときは
そっと
思いきり
泣いたらいいんだと…
そう思います


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