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その4

最後は
actable luna
not bound by
Light is lacked
retrograde interior

について書きたいと思います。

ご存じの方もいるかと思いますが
not bound by
retrograde interior


Spicy Tailsさんのノベルゲーム
『WORLD END ECONOMiCA』
のED用に書いたものです。

actable lunaはサントラ用に書き下ろしした曲ですね。

retrograde interiorは
最初はシリーズ通してのEDというお話だったので
シリーズを統括したような内容で作りました。

ですがEP2からまた別にEDがほしいとのことでしたので

EP2のescapes from predicament
EP3のnot bound by
と書き下ろさせてもらいました。
内容的には主人公のハル視点でです。

escapes from predicamentは
前作のThe storyteller of soundに収録してますので
まだ持ってなくて興味あるよ!という方は是非手に取ってみてくださいね。
現在D-STAGEさんとアキバホビーさんに置かせてもらってます。

それでLight is lackedなんですが
これは実は個人的にWORLD END ECONOMiCAの世界で
まだ書いてないなというものがあったので形にさせてもらいました。

EDとしてはEP1だけキャラ視点で書いてなくて
形にしたかったヒロインのハガナ視点で書いてみたのがこの曲です。
ゲームに使ってもらったわけではありませんが
冬コミの会場で作者の支倉凍砂先生に許可もいただいたので
公認なのかな…?

各曲については僕としては実際にゲームをプレイしていただいて
または原作のライトノベルも出てますので
読んでいただいた後にこの曲達を聴いてもらえたら「なるほど」と思っていただけるんじゃないかな~と思っております。

ゲームの情報はこちらから!

そんな感じで4回にわたってCosmologyの付録的な記事を書かせていただきました!
読んでくださってありがとうございました。

Cosmologyですがamazonでも取り扱っていただけることになりました。
同人ショップからだと買いづらいという人は是非こちらから!

その3

今日は
LBV1806-20
Herschel
Acoustic Pleiades

について書きたいと思います。

ではまずはLBV1806-20から

これは恒星です。
宇宙で一番明るいと言われてる恒星です。
ただ正確なことがわかっていないらしく
太陽の4000万倍の明るさと言われていたり
200万倍程度とも言われてるそうです。
200万倍でも十分すごい明るさな気がしますけど
数がでかすぎてやっぱ宇宙すごいってなりますね…。

読み方は「えるびーぶぃー いちはちぜろろく まいなす にーぜろ」です
LBVっていうのはluminous blue variableの略で
高光度青色変光星のことです。

もともとstella(ステラ)だったんですが
同タイトルのものが結構見つかってしまったので
テーマは変えず何かないかと探して見つかったのが
このLBV1806-20でした。

これの歌詞書いてる時に
宮沢賢治の詩集なんか読んでたりしたので
結構影響受けてしまったかもしれません。

曲目が恒星という明るいものなので
曲的にもノリというかPF楽曲の中で大分明るい部類になったかな?と思います。

次はHerschelについて

これは人名でして
天文学者のWilliam Herschel(ウィリアム ハーシェル)からいただきました。
天王星を発見した方ですね。
もともと音楽家だったそうですが
数学に興味を持ちそれから天文学にたどり着いたそうです。

この曲は新しい星を発見する、童心
というのが曲のテーマだったので
素朴というか優しい感じになったんじゃないかと思います。

PFとしては初の試みでピアノにゲストプレイヤーのゆーじさん(red glasses)をお迎えした曲でもあります。
今後もまた何かでお願いしたいなぁと思っております!

次はAcoustic Pleiades
この曲はハーシェルの次ということで
最初は天王星に絡めたような曲名にしようかと思ったのですが
なかなかしっくりこなくて結構悩みました。
曲を書くためにまずハッブル宇宙望遠鏡から撮った写真集を購入してみたり。
テーマというか星の名前というか星団の名前でしっくりくるものを探すことから始めました。
それでプレアデス星団に何かひっかかるものを感じました。
でもそのままプレアデスってつけてしまうと
それはそれで少し微妙な気がしてしまったので

曲は最初からアコギを使いたいという構想があり
アコースティックというのは音響という意味もあるので
アコースティックと組み合わせるといいんじゃないか?と閃き
Acoustic Pleiadesとなりました。
これは語感先行な感じですね。

次の更新は

actable luna
not bound by
Light is lacked
retrograde interior

について書きたいと思います。

ふゆ

その2

今日はCcとBlack Knight Satelliteについて

まずはCcからいきましょう!

宇宙にはハビタブルゾーンというものがありまして
これは宇宙の中で生命が誕生するのに適した環境があると考えられている領域のことです。

そして太陽系外惑星にグリーゼ667というものがあります。
太陽系から約22.1光年離れているそうです。
グリーゼ667Aとグリーゼ667Bとグリーゼ667Cから形成されている多重星系だそうです。

その中のこの667Cを公転しているうちの一つが667Ccです。
Ccが液体の水が存在するハビタブルゾーン内に位置していると考えられているそうです。

太陽系外惑星、もしかしたら生命がいるかもしれない星、惑星移住。
そんなロマンをテーマにしたのがこの曲です。

調べてみたら他にも生命がいるかもしれない星というのはあって
いざ曲名にするならどれにしようかと考えた時に
グリーゼの響きが最初にしっくりきて
もともとグリーゼにしようかとも思ったのですが
1曲目が2641と記号めいた響きだから2曲目も記号めいたものにしようと思い
667CcからCcをいただきました。

曲的には今まで作ったものの中で一番転調してる曲だったりするので
楽器の心得がある方はコピーしてみてくださいね。

次はBlack Knight Satelliteです。

これは地球を周回しているとされる謎の人工衛星です。
なんでも人類が衛星の打ち上げに成功していない時代に発見されたそうです。
1万3000年前から地球上空に滞空するとされています。
それだけでも不思議なんですが
この人工衛星から電波も送信していたそうです。
これを解読してみると星図で
13,000年前の地球からの描写というのですから不思議ですよね。

なぜBlack Knight Satelliteにたどり着いたかといいますと
元々オーパーツも好きな性質で宇宙にもそういうものがないか?と探し始めたのがきっかけです。

この曲の次がactable lunaという曲でこれは月が舞台ですので
1曲目が地球
2曲目は太陽系外惑星の話ですが惑星移住
3曲目は地球を周回している謎の人工衛星
4曲目は月

この流れなら綺麗かと思い
他にも宇宙にあるオーパーツはあったのですが
その中からBlack Knight Satelliteを選びテーマにしました。

そのまま訳すと黒騎士衛星となるわけですが
字面が尖ってるような気がして
曲のほうも尖らせてみました。
展開多めなのでこれもコピーしてみると面白いかもしれないです。

CcとBlack Knight Satelliteは2曲ともロマンめいていますね。
wikiやまとめとか記事を漁るの楽しいので興味を持ってくださったのなら是非漁ってみてください。

では次は
LBV1806-20
Herschel
Acoustic Pleiades

について書きたいと思います。
それではまた!

ふゆ