問題⑪黒番
ネット対局より 黒番リバー六段 白番私
黒が勝てる手は一手。絶好の手順があります。
リバー六段といえば全日本選手権入賞が定位置。世界チャンピオンじゃんぷ八段と全国レートトップ争いをし現在も全国ランキング二位に君臨している若き天才プレイヤー。そんなリバー六段のブログ で当ブログが紹介されていました!!
記事タイトルはその名も「ぷふぁ鉢☆のぶろぐはすごい」
Σ(´眼Д眼`)
さっそくいそいそと読んでみます
…
ふむふむ
…
なるほど
…
Σ(´眼Д眼`)
これは。。
ブログ更新お休み宣言をした私に無理やり更新をさせようという、そういう作戦ですね!!そんな見え透いた手にやすやすと乗ったりはしませんぞ!!
Σ(´眼Д眼`)ハッ
記事内容にある先日当ブログで掲載した問題⑨ の手筋の一部が、同じ日に投稿されたリバー六段のブログの問題とかぶっていた件ですが、当然これは故意にかぶせたわけではありません
事前に問題を解いてもらっていた友人達は知っていると思いますが最近の当ブログの記事はあらかじめ書いたものを予約投稿しています。(今日は当日投稿ですが笑) 該当記事もはるかに前にアップしていたものでして当然その時はリバー六段の記事もまだなかったわけです。すなわち公開されていない私の投稿記事と偶然かぶったリバー六段は
スーパーハッカー
エスパーリバーだったということです!
冗談はともかくとして本当はリバー君のブログの問題を先にチェック出来ていればよかったのですが手筋解説をしたのが私のほうが先になってしまいリバー君には悪いことをしたかなと思います
一般読者にとっては複数の参考局面があるのは有益だろうと思います。多くの人にはあまり関係のない話で失礼しました。リバー六段のブログは難しい問題が多く大変、勉強になると思うので是非読んでみましょう
そんなエスパーリバー六段も「阪神オープンいこうかな」といっている兵庫県西宮市で行われるオセロ大会阪神オープンの詳細がこちら→第7回阪神オープン
ちなみに遠征の方は希望すれば賞品のラガールカードを現金化しておわたしします
初手A7が手筋を理解した正しい一手。
白は当然A6と手止まりを打ってきます
ここで黒G8と打つのが鋭い一手でC2~G6のCラインと七列が黒一色のため
白はH7に打てません。
このような中辺一色とCライン通しの二つの一色を利用してC点へ打てなくすることを双子ラインの通しもしくはツインライン通しと呼びます。(私が勝手に)
白が偶数を取り返すためにH7に打とうと思うとCラインに石をのせるべく白B1と打つしかなく、
参考図4白B1 黒番
以下黒A1白H7黒H1白G2と上辺左辺を黒が獲得。さらに白がH7と手止まりをうったときに七列が一石も変わらないことが大きく黒の8石勝ちとなります。
実戦でリバー六段は初手黒H7と打って右辺と上辺を取りにきました。しかし次の白G8の稼ぎが大きくこちらは引き分け形勢です。
ツインライン通しは私が好んで狙う手筋ではあるのですが可能条件が厳しく実戦ではめったに見かけません。高段者クラスでも普通に見落としていることが多いのでその点についてはまた機会があればお話ししようかと思います。