前回は、手数を多くすることが大切である

ということについて話しました。


今回はどのようにして手数をかせいでいく

のかということについて話しちゃいます。

 

手数をかせぐ基本として「中割り」を皆さん

知っていますよね。
例1白番
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ここで白C3と打つのが中割りですね。


中割りの考え方は

1、自分の打てる場所を減らさない

2、相手の打てる場所を増やさない

という手数の原則から来ています。

この2つの考え方は基本中の基本なので

必ず覚えておいてください。


ここまではたいていの初級者の人はでき

ていますのでもう一歩踏み込んで

3、相手の打てる場所を消す。妨害する。

4、自分の打てる場所を作る。打ちやすくする。

という考え方も覚えましょう。

例2白番

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前回の局面より黒がB6と打ってきました


ここで白F3と打つ中割の手が見えますね。
F3も悪くないのですが、白F3>黒G3>白F2

>黒H3と進むと黒B7からのウィング攻めが

あるためメンドクサイ局面になりそうです。


実はF3よりもっといい手があるのです。

それが白B4!
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これで黒のB7とG7へのアクセスを断ち
一気に決着をつけることができます。
(黒B5と打ってきても白B3で受ければ詰みです。)


このように相手の石を消すことで相手の

手を消すことを「種消し」と呼びます。


◇手を作る


黒番 白がD2と大量取りをしてきたところ。
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ここで黒はG6もしくはF7と打って

E3、G5やC3の中割りの手を作る

のがいい手です。


このように相手が積極的に手を消し

てきたときは、自分も積極的に手を

作って行く必要がでてきます。


ここまで、打つときに


1、自分の打てる場所を減らさない

2、相手の打てる場所を増やさない

3、相手の打てる場所を消す、妨害する。

4、自分の打てる場所を作る。打ちやすくする。


という四つを考えることを覚えて

もらえたと思います。


手数周辺の考え方はこの四つの

基本と応用で成り立っているので

きちんとマスターしておきましょう。


妨害するという点については次回

詳しく説明したいと思います。


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