さて好評(
)企画第二弾
前回の続きいってみましょう![]()
『まず守備を向上させる』のが大事だと述べましたが、
今回は方法論ですね。
ここで大前提ですが、守備を構築するのには一つ大切な条件があります。
それは「チームに専門のゴレイロ(GK)がいる」という事です。
優秀なゴレイロがいればそれだけで守備は強固になります。
仮にそれほど上手ではないゴレイロだとしても、
そのポジションを嫌がらずにこなしてくれる人材が必要です。
守備は攻撃ほどセンスを必要としませんが、
そのかわり「経験」が絶対に必要です。
それは何故か?
『守備はリアクション』だからです。
沢山の試合を経験し、いろいろなタイプの選手と対戦する事で、
(それが成功であれ失敗であれ)選手は学習していきます。
よく素人の人を経験者がスイスイとドリブルで抜いていきますが、
それは守備者が「フェイント」に慣れていないために、
対応するマニュアルを持ち合わせないからです。
しかし、少しずつ経験を重ねることにより、
対応策を身に付け、簡単に抜かれなくなっていきます。
サッカーでDFにベテラン選手が多いのは、
身体能力では測れない経験が大きな武器になっているからです。
単純なスピードなど瞬発力は年齢とともに衰えていきますが、
それを補う老獪さが身についていくんですね。
やがて、その経験でも補えないくらいの敗北をしたときに
選手は引退を決意します。
で、話を戻しますが、
ゴレイロは最も経験が必要になるポジションです。
その為、可能な限り固定して続けさせるべきです。
失敗しても構いません、それも経験ですから。
『後ろの声は神の声』と言う格言があります。
もっとも冷静に戦況を見れるのは
最後尾に構えるゴレイロです。
状況を把握し
的確な指示を出し
ピンチを未然に防ぐ
これを可能にするのは経験豊富なゴレイロです。
という事は、
毎試合ローテーションでゴレイロを回したり
じゃんけんで負けた人という安易なやり方は
あまりお勧め出来ません。
仮に正式ゴレイロがいるけど欠席がちというチームの場合は
サブのゴレイロ(普段はフィールド)を明確にしておくと良いでしょう。
練習でのゴレイロは極力その人たちだけにやってもらいます。
チーム力を向上させる最初の一歩は
『嫌がらずにゴレイロをやってくれる人材をチームで見つける』
ですね。
だから![]()
ゴレイロがトンネルしても責めちゃだめですよ(笑)
やってくれてるんですから![]()
おっと、話が長くなってしまいました(笑)
方法論は其の三で![]()