
ルツェルン音楽祭訪問の準備である。以前は定期券でクリスマス前に購入していたが、その必要もないということでばら売りを購入する。先行予約ならばよりいい席となるのだが、ばら売りならば適当な価格でと予算は大分小さくなった。
特に今回のように表の開幕演奏会プログラムは一部を替えて極東公演でも演奏されるために直前の壮行演奏会で聴くために、その替えられる楽曲を集中して聴く。今回はアロイス・ツィムマーマンのオーボエ協奏曲となる。ソリストは楽団のマイヤーの為にあまりい大きな音は鳴らない。それを考えて席を選ぶ。
もう一つの裏のプログラムはマーラー交響曲9番で練られた演奏を音響の良い会場で聴けるのがミソである。双方の席をどのように選択するかである。なるほど第九交響曲は前回は同じ会場で故ハイティンクの楽曲最後の指揮をそこで聴いた。その位置は最上階だった。同じような位置でもいいとは思うのだが、もう少しよくてもいいかもしれない。兎も角、アムステルダムのコンセルトヘボーとケルンのフィルハーモニーで二回聴いているので、三回目をどうするかである。
歯茎の膿包から免疫力が落ちている。そうした時の気温が零下となると耐え難い。暖房も薄くしていて、更に口中の具合から食欲はあっても、折からの絶食週間もあって、摂取カロリー量も減っている。手足が冷たくなり、喉や皮膚などの調子も厳冬期のように悪くなる。
陽射しがある時にサクッと走ってくるのだが、辛い。今は早く治療を終えて、心身ともに癒したいという気がする。歯の治療に向かう時はいつも完全に蝕まれている気がするのは自分だけかと思うぐらいだ。
ルツェルン音楽祭の一般発売は今回初めて入場規制の順番待ちシステムが採られていた。ミュンヘンやバイロイトのものに近いが、余程売れるものでないとそうはならないので、大したものである。4分40秒ほど待つことになったが、先日のヴュルトでの少数精鋭でもその時間帯ならば問題なしと思った。
それパイが多くてもそうで、大抵10分を超えると難しくなって、落穂拾いの狩場となる。入場制限数やキャパシティーに拘わらず、15分から17分が限界で、あとは落ちてくるのを待つだけとなるのも共通している。券を確保する時間が15分から30分と様々であるが、その時間は貴重なのだ。
結果ほぼ予定通りの席を確保したが、なぜか昨年よりも出ていなかった面もある。やはりブラームスの方が売れ行きが悪い。ツィマーマンの代わりに日本で「牧歌」が入るのかどうか、なんとも不思議である。320スイスフランは換算すると日本での5万円と変わらないので、たとえ音響が優れていてもやはりそれ程売れないであろう。
なるほど9月初めの中央スイスは気持ちの良いところであるが、滞在費などを考えれば結構な贅沢である事には違いない。マーラーも期待したいが、さてどこまでの費用を考えるかというと、既に300ユーロ以上旅行費を入れて700ユーロ投資しているので、マーラー九番三晩だけで1000ユーロは決して安くはない。
参照:
なんとも不可解な牧歌 2025-02-18 | 文化一般
ルツェルンからの光景 2024-09-11 | 音