ワイン醸造所が閉まっていて買えない。しかし、トレイルランニング用のシューズは発注した。今使っているものの新モデルに当たるものだ。つまりゴアテックスでなく水が素通りして抜けていく性質のものである。ゴアテックスのものに比較すると軽くなり、水も吸わないので重くならない。モンブランの氷河でも初期のモデルを使ったことがあるので分かっているのだが、底さえしっかりしていれば荷物を背負っても問題がなかった。

但し平素のランニングでは底が硬過ぎると走り難い。それで前回は更に薄くなった物と厚めの二極化した中で、走り用に薄いものを選んだ。同時につま先で技術が駆使できるテクニカルとあったので、走りが上手くなるかと思ったがタイムは出なかった。確かにその間に走り慣れた感があったのだが、パン屋の廃業に伴って走るルートが変わり、登山コースになってしまった。そこで底の安定性が特に下りなどでは求められるようになってきた。要するに足の裏が石のとんがりで痛いことがあった。底が厚くなると上りで走り難くなるが、現在の速度と走り方ならばあまり変わらないだろう。

結局、ゴアテックスかそうではないかの二種類に分かれてしまったので、薄く軽い方を選ぶしかなくなった。テスト記事では地面への接着感に欠けるので走行感の楽しみがないとあった。それもよく分かるのだが、平地を走ることがなくなったので、あまり関係ないかもしれない。トレイルランニングシューズの難しいところだ。

上手くいけば金曜日に配達されるが、恐らく年明け直ぐに届くだろう。大きさも今迄のEU42もしくはUK8で、送料込み90ユーロしなかったので、製品に問題がなければ、先ずは来年から新しい靴で二年半以上は走れる筈だ。その間に新たな局面に至りたいと思っている。先ずは新しい靴で動機づけとなる。

水曜日の午前中に当夜から三日間金曜日の大みそかに世界中に生中継されるジルフェスタ―コンツェルトのキャンセルが通信社を通して速報で流された。指揮のキリル・ペトレンコの背中の故障で、代わりにベルリン在住のシャニが指揮を引き受けることになった。支配人ツェッチマンが祈りながら電話をするとイスラエルではなくベルリンにいたというのだ。その為に、珍しい二曲はヴィーナーヴァルツァーの「皇帝の円舞曲」に差し替えられた。それでも強度胸と思ったと語っている。

前回ペトレンコが「いつもの健康上の理由」で休演したのは2017年6月のコンセルトヘボー管弦楽団で引退したルプーと共演する予定の三晩で、その前は2015年12月ベルリンの定期公演でのマーラーの六番だった。二回ともズル休み感は強かったが、今回は当日の判断のような感じで前日の練習までは出演予定だったのだろう。

秋頃から手の振りがおかしいという指摘があったので、疲れが溜まっているのだなあと思っていた。実際、その一部の公演に出かけるだけでこちらも疲れている。特にミュンヘンでの七月のお別れ公演までとその後の再開でとても力が入る公演が連続していただろうと想像できる。

新春は12日からの「イオランテ」なので、二週間先となって、そこでの公演が復活祭の下準備になっている。個人的にもこの何週間かスポーツクライミングで故障した右肩が痛んで、右腕が上がりにくくなっているが、無理して動かしている。所謂五十肩とか呼ばれるものであろう。ペトレンコも来年二月で五十歳の筈だ。



参照:
恒例の焼き直し作業 2021-12-29 | 暦
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