朝からお湯が止まっていた。前日から生温くなっていた。また前夜には窯の取り換え日程の打ち合わせの話しが出ていた。新たにしてから30年を越えて、ボイラーを取り換えることになっている。確か安い天然ガスになるのだと思うが、数日お湯が止まるだけでなくて、ヒーターも取り換えるらしい。二月に話しが出ていたが、寒くてヒーターもお湯も無しには生きていけないので、またロックダウンに泊まりにも行けないので、五月へと延ばさせた。ロックダウンに関しては定かでは無いが、少なくともどこかには泊まりに行ける筈だ。出来れば音楽会などを合わせたい。五月初めのバーデンバーデンのミニ延期復活祭がどうなるかなどまだ少し不明な点がある。

そこでお湯を沸かしてシャワーを浴びる方法を試したが、バケツ一杯のお湯ではやはり足りなかった。五月でもやはり水では洗髪も何もかも難しい事が確認された。何日ほど外泊するかだけである。

前夜はバーデンバーデンからの中継でユッセン兄弟というのを観たが、なるほどそれはそれで営業が出来るだけのものはあると思った。オランダ人だがアーヘンとの国境地帯の人でドイツ語も結構喋り慣れている。それどころか家庭では両親がウドユルゲンスファンだったようで、連弾でも弾くらしい。だからと言って嘗てのエッシェンバッハとフランツのモーツェルトなどと比較してそれほど悪いとは思わなかった。しかしあんなに仲良い兄弟なんているのだなと感心した。
HAUSFESTSPIEL OSTER-EDITION: Lucas und Arthur Jussen


モデレーターの女性は前回も出ていた人で、少なくとも今回は服装と髪型で前回よりは馴染みやすいい感じがあった。またプログラム概要なども自身で書いている感じでその点は好意的に思われた。しかし、もう少し魅力的な人は界隈にはいなかったのだろうかとも思わなくはない。

それでも結構視聴者数の伸びていて、前回の時よりも落ちていない。まだ物珍しさもあるのかもしれないが、やはりドルトムントなどに比較すると友の会や常連者の輪が大きいのだろう。金を払うだけでなくて時間も割くというのはとても心強い。しかし中継内容は、まだまだ物足りない。バイロイト、ザルツブルクの一角に入ろうという意志を示しているのだが、先ずは矢張り量よりも質だろうと思う。それとは別に何が足りないのかなどはこちらでも気を付けて観察しているのだが、やはり復活祭でペトレンコ指揮で本格的にスーパーオパーが上演されないと判断が出来かねるので、先ずは減点法しか使えない。

シュトッツガルトからのパルシファルの録画も少々観ている。フランス人カンブレランが音楽監督をしていた時の指揮らしい。楽団は昔と同じで、やはりこの界隈の劇場では一番上手いように聞こえるが、歌手の質はフランクフルトなどに比較すると矢張り低い。

それにしても演出のビエイトはミュンヘンの「フィデリオ」でもそうだが女性を白い下着姿にさせるのが好きなようだ。それどころかここでは児童をパンツ一丁にさせていて、明らかに児童ポルノに引っ掛かる。其の侭演出の手直しをヴァレンティン・シュヴァルツがやっているとするとこれは大問題である。
#OpertrotzCorona: Parsifal | Staatsoper Stuttgart


カンブレランの指揮も「パルジファル」なんて分からないという指揮でお話しにならない。やはりある程度音楽的にも見識があるような劇場でないと演出を含めて舞台が場末の風情に傾く。嘗てはフランクフルトと肩を並べて優秀劇場に選ばれていたが、こうしたものを観るとよくも税金を使ってとんでもないと思うしかない。



参照:
音楽LinuxPCの掃除 2020-07-23 | 文化一般
グラデーションの綾 2019-06-12 | 音