二月で最も暖かい日となった。陽も昇っていたので、フリースも脱ぎ捨てて裸で走った。二月では珍し事と思う。足取り軽く、実際に28分台で走れていたので、新しい時計さえあれば動機付けもあって直ぐに26分台へと戻せるだろう。

最近は週明けには短く走って誤魔化すことが多かったが、折角の天気であるから、長めにして、汗を掻いて洗濯すると、週半ばは短く汗を掻かずに仕上げられる。

駐車場では寒くはなかったが、森の中には朝の冷えがあって、氷点下とはならないが肌寒かった。沢沿いの水の流れも風も感じられて春らしかった。

バーデンバーデンの復活祭も明日ぐらいにプランBが出ると思う。六週間前の最終決定の期限は過ぎた。三月初めまではとあるが、残されるはやはり五月に移動だろう。しかしスペインが思いの外状況が好転しているという事で、ツアーが中止になるとすれば、ベルリン側からで問題となる。

ヨ―ロッパコンサートの開かれるバルセロナの今日時点での指数はカタロニア216で、欧州ツアーをキャンセルしたシカゴ交響楽団のように健康や安全さらに旅行の制限を考えて断念するとなるのではないか。

ニュースは、来週の会合に備えての盛んな議論のネタが出ている。先ずは首相官邸が叩き台を出した。様々な意見がある中で基準値として実効再生産数と新規陽性者指数を固持したのは科学的である。どこかでパラメーターを替えなければいけないかもしれないが、変異株という新たなパラメーターが加わるところでは駄目だ。先ずは其々1より明らかに少ない数と50と35で三月中に達成可能かどうか。それに拘って不可能ならば検証すればよい。最優等生のバーデンヴュルテムベルク知事クレッチマンも現時点ではそれ以上に確かな数字基準はないとしている。

一方ザルツブルクの復活祭に目をやると、確実に開催する為というプログラムが無事開催できる可能性も低くなってきている。既にザルツブルクではブラジル変異株が見つかっていて、指数134であり、到底ミュンヘンから出かけれる人はいない。

実際にオーストリアは週内に再び急上昇して第四次ロックダウンとなれば、復活祭の時期に国境通過どころか催し物自体が不可能となっている筈だ。ミュンヘンの現支配人でもある取締役のバッハラーの成果は少なくとも舞台などを組む必要が無いコンサート上演にしたことから収支にそれほど影響しないということぐらいだろうか。

そのバッハラーの土曜日のミュンヘンからの中継での「ハイリゲンシュタットの遺書」の朗読は良かった。ダヴィドセンの歌に続いてカメラが楽屋裏へと下りて行った先は地下の舞台下で、昨年初めてコンサートが催されたところであった。通常の見学では見れない場所で、今回は朗読しながら上がり舞台が上がって、上に出るまでを続けて流していた。これは結構見ものだった。

なによりもその機械音の静かさは、油圧を使っているのだろうが、邪魔にならない程度のもので、機械室の計器類の多さからしても大劇場の機構の大きさがよく分かった。なるほど公立の劇場でなければハードだけでもやっていけない。

座付楽団の有志四重奏団がベートーヴェンの後期の楽章を披露できるというのもとても貴重な機会で、こういうことの積み重ねで楽団も良くなってくる。世界中にストリーミングされる機会など普通のサイドジョブのアンサムブルには有り得ない。いつもの奈落での合わせ方を踏襲していることも好ましく、特別に意気がることが無かったのがよかった。

ヴィーナーフィルハーモニカーが代表だが、ある程度の実力のある普段はお勤めで暇のない演奏家がコロナ時短中に時間を掛けて準備するとそれなりの成果が上がる。そうした一つ一つが再開後に繋がればと期待したい。



参照:
到底描けないイメージ 2021-02-23 | 雑感
一同共通の強いお願い 2021-02-22 | 文化一般