写真を撮ってきた。先ずは小雨が降っていたので、駐車場を探したが、結局50mほど歩くことになった。帽子を被って眼鏡のグラスに雫が付かないようにした。ポケットティッシュをジーンズに押し込んでいたが使わなかった。近代装備乍動かし写すのは婆さんで、爺さんが店番をしている。どうもカメラ担当らしい。

想定とは違って、首元まで写ると分かった。「タイ要らなかっただろうけど」に対して婆さんが応えたからだ。写した写真を計ると、天頂から上枠まで2ミリ超え、顎まで35ミリ弱、中心線まで17.5ミリ、それでも襟の先まで写っている。これならば蝶ネクタイの方がよかったか?

失敗点は上着の後ろが上がってしまったことと、なんといっても悪相だ。それを言うと、婆さんは「笑ったら駄目なのよ」と文句を付けさせない。流石ネットでの評価点が4.4しか貰えないところだろう。兎に角早い早い、仕事も早いので、数分で12.50ユーロの売り上げだ。設備投資と店維持費がが結構だろうから、最初は厳しいかもしれないが、いい商売である。

確かに車に戻って、服を直してもう一度写そうかともと思ったが、価格からすれば先ずはこれでいいかなと思った。前回の同様の証明写真と比較してみる。先ずは眼鏡が違う。勿論加齢もあるのだが、顔つきがちょっと違う。髪型の為か天頂が少し上がっている感じで、輪郭としては自然だ。しかし、痩せている筈が、顔の前部の肉付きが落ちた分、耳に掛けて頬の下に掛けての張りが目立つ。えら張りでは無い筈なのだが、鏡で見る程ほっそりしていない。

この年齢になるとどうして父親の顔や写真を思い浮かべるのだが、頭頂などは禿げさせると父親の頭の形が出てくるが、同じ年齢の時の父親を思い起こすとやはり大分違う。何か首も太くなった雰囲気で、シャツの同じサイズでも余裕が出来たのに、どうしたことだろう。一寸した武闘派の雰囲気が出ていて、想定外である。年齢を重ねて柔らかくなるというのが当然なのに、闘志満々な顔をしている。父親が同じ年齢時には顔つきも柔らかくなってきていたのと反対である。元々が病的だったので、少しはまともになっただけだったが、私は元々まともだと自分では確信している。と言うか、その意味では大分前から分別がついている。父親とは大分早熟ではないか?

昨晩のバロセロナからの中継は良かった。演奏もメトのそれとじっくり比べたいほど良かった。何よりも特徴的なヤホの歌でまたまた涙線が緩みそうになった。放送の音質も良かったが、なるほどこの劇場は単純な歌芝居劇場よりは上であることも再認識した。ペトレンコも振っていて、欧州一流には違いない。指揮もオーケストラも全然悪くはなかった。なによりもジンタにならないだけで天晴れだ。

オペラに出かけることにした。ひょんなことでミュンヘンの次期サロメの配役を考えていたら、アスミック・グリゴーリアンが浮かんで、ロンドンで次期監督ユロスキーと共演するばかりでなく、フランクフルトでマノンレスコーを歌う。とても評判が良い。これは見逃すわけにはいかない。指揮者もヴィオッティーで早めに聴いておきたかった。幸いまだ完売していなかったので安いものを一枚購入した。フランクフルトは二度目で、ザルツブルク以前から登場していた。やはり、この歌手は完全に上のクラスの人の様で相手役のグエレッロと言うアメリカ人も大変な評判だ。17ユーロで聴いておかない手はない。プログラム、駐車場代等入れても35ユーロか。

Giacomo Puccini: MANON LESCAUT, Oper Frankfurt


スーパーに寄ってそこからの帰路に電話が入った。車屋のマンハイム支店からだ。待ちに待っていた部品が入ったという事で、約束の日を決めてきた。昨年の秋に始まって、今回も発注の連絡を受けたのが二週間以上前、遅れに遅れたのでまた駄目かと思っていた。メーカーにはないので市場で探してきたもので、中古である。メーカーの支店がよくやったと思う。新車発注の一千万円以上の売り上げに言及して圧力をかけた。

先ずは探してくれたマイスターにワインでも上げようと思う。そしてメーカーとの関係もこれで変わると思う。次車発注へと弾みがつく。支店の中での判断であっても、メーカーへの大きな信頼感へと繋がる。最終目的へと、つまり新車発注、配車まで今回の投資で全て収まるかどうかは分からない。しかしこれで購買意欲が湧いた。



参照:
雪辱を果たす様な気持ち 2019-09-20 | 女
脚光度ピカイチの女性 2019-08-08 | 女