抜歯は終わった。その抜いた親知らずの穿孔の深さ大きさに驚いた。自分では見えないので放っておいたのだが、なるほど専門家でなくともこんなのを見れば、だれでの早く抜いてしまえと言うに違いない。

良くここまで置いとけたのは知らぬが仏だからだろう。恐らく反対側の左側も同じように穿孔しているに違いない。歯医者が、「両方とも痛む」と訊ねるので、「奥歯のことか?」と聞いたら、反対側だと言うのである。なるほどである。

さて抜歯のクライマックスは、力を入れて押し込むときのぎしぎしと言う音で耳でしっかり聞こえた感じがしたから、中々の迫力であった。注射の前のフェイントのハーケンの押さえが分からずに、「一体何すんの」と言いたくなったのである。

そのあとに糸を扱っているんが分かった時にはもはや面倒なことにならないのは分かったのだが、やはりそれなりの出血は続いている。麻酔が顔面半分に十分効いているので痛みは分からないが、痛み止めだけは貰ってある。

前日熟睡は出来た。早めに床に就いたが問題なく朝まで眠れた。あれだけの炎症を起こしていればかなり疲れているのは感じる。歯が痛まなくとも顎からこめかみまでの当りにツッパリ感がある。如何にも痛みだけが塩水で収まっているという感じだ。痛みが治まっている分怖いぐらいの感じである。

耳や喉、肩の傷みや腰の張り、膝まで痛んでくる感じなのだが、これもあれも全て歯の炎症の影響が出ていると考えた方が良さそうである。兎に角、がたがたである。普段健康のような生活をしていても、これだけのことで全身症状が出てくるのであるから病気と言うのは気が付かないということはあり得ない。寧ろ早期の癌などの方が特殊な症状であって、症状が出てきたときには進行しているというのが不思議なのである。

抜歯後の痛みどめは、どうしてもモーツァルトとなる。ハイドンやその他では矢張り駄目である。その中から、四重奏曲を考えたが高弦が耳に触りそうなので、ザビーネ・マイヤーのクラリネットにしたが丁度頭蓋骨と波長が合って痛んできた。早速弦に変えてみよう。



参照:
一晩ゆっくりと眠れれば 2013-04-08 | 生活
なんとも言えぬ歯痒さ 2013-04-06 | 生活