最近開けたワインについて一言。

試飲会で選んで買って来たロバート・ヴァイルのチャッルタヴァインは、試飲会で飲んだ時のように酸の鋭さが感じられなかった。寧ろ、他の半甘口に感じたような飲み薬の甘味料のような味を感じてしまった。どうも飲む温度にもよるようだ。

一本11,10ユーロはバブル価格である。もっとも主力商品を沢山買わせたいと思わせない価格設定はどうしたものだろう。2007年産で現在まで飲んだ中では未だに9ユーロのフォン・バッサーマン醸造所のキーセルベルグキャビネットが最も質が高くCPが高い。

しかし2005年産のグランクリュになる前のグレーフェンベルクのシュペートレーゼは、なかなか飲み頃で良かった。しかし、価格票は改めて見ないことにした。先日飲んだ2005年産バイケンのシュペートレーゼの三割り増しぐらいの価格の筈だ。しかし、将来性どころか、ペパーミントの味も失せて明くる日はあまり良くなかった。

どうしても最高級の価格設定をされると評価は厳しくなる。高くても良いから満足出来ると購入する人も少なくはないだろう。しかし、趣向品においては品質に投資する人よりも個性に拘る人が多いだろうから、決して人気のある醸造所ではないだろう。

グレーフェンベルクのグランクリュは、それでも買ってしまうのだ。試飲会では辛口キャビネットも良かった。



参照:
ワインインポーター「ピーロート」の価値観 <前編> (Weiβwein Blog)
月光がラインを渡る時 [ 暦 ] / 2007-09-23
道に迷って思わぬ出会い [ 試飲百景 ] / 2007-10-08
2006年産の良い地所 [ 試飲百景 ] / 2007-09-27
市場でなく、自然に合わせろ [ ワイン ] / 2005-09-09