地元の高級ワイン団体VDP-PFALZが百年祭を催すことは既に伝えた。詳細が判ってきて、この間に自らの誕生日祝いも一緒に片付けてしまおうと言う魂胆が湧いてきている。さらに今年訪れる人があれば出来るだけ、こうした特別な機会を利用したいと思っている。

先ずは三月初めの協会百歳の誕生日パーティーがワイン山のイルミネーションと共に開かれる。これは入場料を支払えばおなじみのワインが飲み放題で、ソフトドリンクなどと音楽バンドが込みとなっている。ワインだけで充分もとがとれるのは分っている。お祝い事である、この入場料では主催者の持ち出しであろう。

その翌日は、ダイデスハイムの五件の醸造所の門が開かれ、様々な試飲が晩まで続く。そしてイルミネーションが輝く夜には、また新たにワインと食事などが楽しめるのである。その日曜日にはイルミネーションと共に、SWRシュトッツガルト放送交響楽団のブラスセクションが二つに分れて野外曲を様々なグランクリュ地所で演奏する。そして近郊の五つの高級レストランがケータリングをして有料で腕を競う。

第二の山場は五月の例年ならばマイシュピッツェと呼ばれるバートデュルクハイムでのワイン見本市を挟む各醸造所の試飲会と催しものが並ぶ第三週第四週から六月のランダウでの見本市へかけての日々である。その詳細はまだ二月の終りまで待たなければいけないようであるが、この期間は例年以上に期待できる。

既に、ダイデスハイマーホッフでパーティーなどの予定が組まれているが、立食パーティーで99ユーロは高い。しかし、三月に開かれるバッサーマンヨルダン醸造所の貯蔵庫から引き出されるワインを交えての食事会一人390ユーロに比べれば大分廉い。それでも、嘗て四十年ものぐらいはただで飲ましてもらったことを考えると、幾ら資本家が全てを買い取って現金化するといっても、この価格はかなりのものである。

嘗ての最盛期、つまりヘルムート・コール首相が世界の主要元首を招き、奥さんが懇意にしていたレストランで一人130DMほどで二人をご馳走したことからすると、このダイデスハイマーホッフでの価格は決してお徳ではない気がする。

その他、ワインの感応の専門家であるシュテファン・ミヒラー博士、ドイツのソムリエのトレーナーであるマルティン・ダーティングなどの試飲セミナーや地所・醸造所見学など盛りだくさんである。

さて、なにをどのように企画しようか、考えどころである。



参照:
プァルツの真の文化遺産 [ ワイン ] / 2008-01-13
VDPプファルツへの期待 [ ワイン ] / 2008-01-07
グランクリュ解禁の反響 [ ワイン ] / 2007-09-14
平均化を避ける意識 [ ワイン ] / 2006-05-08
政治的棲み分けの土壌 [ アウトドーア・環境 ] / 2005-09-22