年も開け、年中さんもあと少し。
もうすぐ五歳になる息子。
去年までは女の子と遊ぶことが多かったけど、年中さんになってからは男の子のお友達と戦いごっこやらサッカーで遊ぶことが増えるなど変化が。
クラスの中で特に仲の良い子も数人出来たのか、何となく「よく遊ぶメンバー」が固定されてきた印象。
仲間意識、みたいなのも年相応に発達してきてるなーと。
よく遊ぶメンバーは、息子と同じようなタイプの子や月齢が高くて趣味が合う子(憧れみたいなのもあるのかな?)。色々と影響を受けてるみたい。
クラスの子以外は、延長保育でいつも一緒になる子。クラス一緒になったことないのに、やたら仲良くて。
どんどん息子なりの「外の世界」が広がっていて嬉しい今日この頃。
だがしかーし!
相変わらず注意散漫、マイペース。
ほんとね、そこだけ。
そこだけなのよ…テーマ。
私が客観的にみても、担任の先生からみても、
・記憶力
・想像力
・考える力
・理解力
・コミュニケーション力
などなど物凄い、いい能力持ってる。
のに、生かせない。
息子の注意散漫は、好奇心旺盛だとか音や視覚から情報を拾いやすいとかあたりが理由かなーと思ってるけど…。
先生も、その辺りが頭と体がしっかりリンクしてくるといいですよねって言ってます(^_^;)
ま、そのうち成長するべ。
お友達とのコミュニケーション、面談で先生に聞いたら。
「やっぱりみんな、おもちゃの貸し借りとかでケンカになったりすることがあるんですけど、◯◯くん凄くて。お友達に貸してって言われた時に嫌だとか言わずに“まだ使ったばっかりだから、長い針が5になったら貸すね”ってちゃんと伝えて、時間になったら貸してあげるんです。お友達もそうやって言われたら納得するし、◯◯くんはちゃんと貸してくれるの分かってるからトラブルにもならないです」
って。
息子、偉い…
親バカだけど…
確かにその伝え方、以前教えたことがあるけど、ちゃんと理解して覚えていて実際の場面で使えていることに凄くびっくりした。
記憶力、理解力、コミュニケーション力、いいもん持ってるのよ…
うまく発揮してくれりゃーね。
あと、こないだ製作で凧作ったんですって。
長方形の紙を対角線で切って、ストローを骨?にしてくっ付けて絵を描いて。
休み明けでグッダグダで集中力皆無だった息子。
ハサミで切るの失敗したらしく。
先生は遠目から見守ってくれてたそうで。
息子は、そのままだと貼り合わせても形にならないから形になるように自分で折ったりして合わせて作ったらしい。
お手本とは形が少し違っても、息子はそれできっと納得なんだと思う。
そこで私が有り難いと思ったのは、先生がすぐに手助けせずに見守ってくれたこと。
息子は自分で考えて、解決して納得したから。
切るのを失敗した後の対処は色々あると思う。
失敗したから新しい紙を下さいって言う。
失敗しちゃった、どうすればいい?って聞く。
失敗しても気持ちが折れずに切り替えて色んな方法の中から、自分で見つけて実行出来たのは息子の考える力と、それをする時間を与えてくれた先生のおかげ。
私は、生きていくのに大事なのは「失敗しないこと」よりも「失敗をどうリカバーするか」だと思うのです。
失敗しても、早く切り替えてリカバーの方法を見つける方が、色んなことがうまくいくと思うから。
息子には、いっぱい失敗して考えて、たくさんのリカバーの方法を見つけてもらいたい。
超真面目に、母の願い。
(注意散漫過ぎて、失敗しないとか絶対無理系男子だもの…)
息子作の切り紙。↑