8月17日 解剖学 | WEB柔整国師対策ブログ 【寺子屋】

8月17日 解剖学

今日は錐体路についての問題でしたのでこちらを。


錐体路は2つに分かれます。


・皮質核線維【皮質延髄路】






= 運動領野(中心前回)から起こり、内包・大脳脚・橋を経て延髄の錐体に達する
ここで大部分の線維は交叉して反対側の側索を下行して前角細胞に終わる!


一部は同側の前索を下行し、白交連を通り反対側の前角細胞に終わる


運動野⇒(内包)⇒(皮質核路と同じ経路)⇒(延髄下端の錐体交叉で、外側皮質脊髄路<側索>と前皮質脊髄路<前索>の2経路に分かれる)


錐体路障害が起きると下記のような症状が



★深部腱反射の亢進
★病的反射の出現
★痙性麻痺(筋緊張亢進)
★足クローヌスの出現

・皮質脊髄線維【皮質脊髄路】
運動野⇒(内包)⇒(中脳の大脳脚)⇒(橋腹側部)⇒(延髄錐体)
= 運動領野(中心前回)の皮質第5層の巨大錐体細胞から起こり、脳幹を下行し、同側と反対側の脳神経の運動核行く。