先日カタログで取り寄せた、
新巻鮭とイクラ醤油漬けのセット。
イクラの賞味期限が1日過ぎてしまったので、
味噌汁に入れてみた。
実はこれ、
自分の子供の頃の懐かしい味噌汁。
父が北海道(道東)の出身だったので、
たまに食卓に上がってた。
今は鮭が超不漁でイクラも高いので、
こんな食べ方もうできないだろうけど…
子供の頃食べてたもう1つのもの。
バター醤油ご飯。
炊きたてのご飯に、
バターをちょっと乗っけて、
醤油を垂らし、
混ぜただけなもの。
これも父がやっていた。
もう何十年も試してないけど、
今食べれば、
また懐かしいと思うのかな。
北海道民の父の凄いところ。
昔は蟹が親戚から送られてきたけど、
その蟹のさばき方。
普通はハサミで切り込みを入れ、
専用のスプーンで身をかき出すけど、
父親が使うのは、
割り箸一本のみ。
蟹の足の関節をバキバキ手で折り、
割り箸一本で全て身をほじくり出す。
無駄なく。綺麗に。
だいぶ後になって真似してみたけど、
同じようにはできなかった…
どうしても殻に身が残ってしまう。
そして、
関節部分に割り箸が入らない💦
あれだけ熟練した技を身につけるには、
子供の頃から相当、蟹と戯れてたのかな…
(羨ましい🦀)
北海道民の凄い話。
もうひとつ、オマケに。
昔に比べ、今は暖かくなったというが、
やはり北海道は寒い。
父が子供の頃。
そんな寒い北海道で、
寝る時はすっぽんぽん。
暖をとるのには湯たんぽ、丹前、
猫を抱っこ。
そんだけで、大丈夫なの⁉️
そんなパワフル北海道民、
父も23回忌をむかえる。
しばらく忘れてた、こんな話をしてみるかな。
故人の知らない新たな親類達と共に。
くりす みほ