松山市清水町
ブルームピアノアカデミー
津守美佳です。
サンティが旅立ちました。
最後は、気づいたら息をしてなくて
でもとても安らかな顔でした。
書くのは辛いけど
心配してくださる保護者の方々に
怒涛の日々でお返事もできずでおりましたので
ここで経過をご報告したいと思います。
サンティのことを気遣ってくださり本当にありがとうございました。
そして
先日からピアノとは関係ない投稿続きで恐縮ですが
私の生活にはワンコたちの存在が大きく、
特にサンティは、私のエネルギーの源でした(^^)
まだ呆然として気持ちの整理もつきませんが…
書いて少しは整理できるといいなと思います。
長文ですが良かったらお付き合いください。
サンティ
そもそもは骨の疾患で下半身麻痺になりましたが
決して死ぬような病気ではありませんでした。
亡くなってしまうとは本当に本当に思わなかった。
麻痺もそのうち治ると信じていましたし、
例え麻痺が治らなくても、生きてさえいてくれれば一生介護でも全然良かったんです。
体調が良くなったら、1番良い車椅子を買ってあげよう、そしてまたサンティと一緒に散歩に行くことを夢見ていました。
でも、麻痺からの…
身体の中の循環が悪くなって、悪いものが溜まり始め、だんだん動けなくなり調子が悪くなりました。
実は身体に、見るのも辛い症状が出て、
看病は経験したことないほど大変でした。
サンティ、11歳。
大型犬だから人間でいうとまあまあのお年寄り。
身体が大きい分、麻痺により色んなところに思わぬ負担がかかったのかもしれません。
ただ、動けなくなってからも、
比較的穏やかに寝ていましたので、
お薬でこれから回復していくんだと希望を持っていましたし、ご飯も半ば強制的ではありましたが
少しずつ食べてくれるようになっていました。
サンティはとても甘えん坊でいつもくっついて来る子でした。
ちょうど夏休みだったため
調子が悪い時は主人も私もレッスンの変更をお願いしたりしつつ、なるべく一緒にいられた事は
サンティにとって幸せだったとおもいます。
サンティのために快く協力してくださり本当に感謝しています。
亡くなる時には主人がついていました。
亡くなる直前に撫でた時は普通に息をしていて
次に見るまでのわずかな時間内に、そのままの姿勢で息が止まっていたそうです。
だから苦しんではないです。
サンティ本人も、「あれ⁇」って驚いているくらいかもしれません。笑
その日確かに前日より調子が悪そうで、反応も薄かったので…体の中で何かが起きて、急変していたのかもしれません。
あれ?と思う様子はあったので、今思えば、
無理させてでも病院に運べば良かったかなと、
考えるたびに辛くなる。
でもこの酷暑に、状態悪く動けないサンティを車に乗せて病院に連れて行くのは、とても勇気がいります。
もしそのまま病院で亡くなったら、
1番の後悔だと思う。
こんな風に…
あの時ああしていたら、こうしていたらと
夜になるとそんな「たら」「れば」が頭をグルグル回って眠れない。
朝はサンティがいないことを再確認して泣いてしまう。
サンティ
小さい頃から
痛みに大げさな子。
上手くいかないと我慢できずすぐにイラっとキレたり(笑)
そしてものすごく思い切りの良い子だったから^ ^
「しんどいからもういっか!」
って、あっさり諦めたのかもしれません。
ただ私は
本当に元気で内臓もピンピンしてたサンティだったので、そのうち年老いていくサンティをゆっくり介護して看取ってあげたいと思っていました。
だから
本当に
本当に残念で
何も出来なかった申し訳なさや後悔や
情けなさでいっぱい。
でも至らないなりに精一杯してあげられたと、
そう思うしかないと、
自分に言い聞かせています。
サンティ
本当に賢く優しく良い子でした。
サンティは本当にマンガみたいな楽しい子で
思い出したら笑える事ばかり!
一緒に過ごせて本当に楽しかった。幸せだった。
大切な大切なサンティでした。
幸せな子だったと心から思います。
レッスン、気持ちが落ち着くまでご迷惑をおかけしてしまいます。申し訳ありません。
今は何も食べたくないし眠たくもない。
というたぶんかなりの覚醒状態。
そして涙腺が完全に崩壊していて本当に酷い顔…!
でもいつまでも泣いてたらダメですね。
笑顔でレッスンできるようになるまで
あとほんのしばらく…
何卒よろしくお願い致します。
☆サンティ
子犬の頃から良くベロを出してる
サンティといつもくっつくアムロ
優しい子
いつもこうやってくっついてくるサンティ(白いのは私の足)
大好きだった手作りのクッキー
オヤツをねだる超真剣な顔。上
いつものリラックスポーズ
銀狐のように長いしっぽ
海にもよく行ったね
風のように走るサンティでした。
風のように潔く去って行きました。
生後3カ月ごろ
サンティ♡