7月中旬の至仏山(群馬県・尾瀬)への登山 | びょうびょうたる日記

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2024年7月中旬、海の日のところの3連休。群馬県の尾瀬国立公園にある日本百名山の1座、至仏山(しぶつさん)へ。群馬県片品村戸倉にある尾瀬駐車場へ朝8時過ぎに到着。

 

 

 

すでに尾瀬第1駐車場は満車で、尾瀬第2駐車場に何とか入ることができた。3連休の尾瀬はやはり混む。


 

尾瀬国立公園はマイカーでの乗り入れが禁止されているため、戸倉にある尾瀬駐車場からバスやタクシーで向かう。

 

 

現地でバスチケットを購入。戸倉から尾瀬への入口である鳩待峠までは片道1300円。この日は尾瀬を訪れる人が大勢いたので、通常のバス時刻を待たずにジャンボタクシーなども総動員でどんどん出発していった。

 

 

バスに揺られること20分超。尾瀬の入口、鳩待峠に到着。

 

 

ここから尾瀬の湿原へは入らず、至仏山に登るルートに入る。

 

 

8時55分、至仏山登山開始。最初は木々が茂る樹林帯の中を登っていく。

 

 

30分ほど登ると空が開けてくる。

 

 

6年前に登った燧ケ岳(ひうちがたけ)が見える。燧ケ岳も尾瀬国立公園内の日本百名山で福島県側にあり、東北エリアでは最高峰の山。至仏山と燧ケ岳で尾瀬の湿原を挟むように位置している。

 

燧ケ岳登山の記事はこちら

 

 

3キロを約1時間半でクリア。なかなかいいペース。

 

 

ほどなく湿原があらわれる。シカが草花を食い荒らさないようゲートが設けられている。

 

 

ゲートを通り、ちょっとした湿原へ。ワタスゲやタテヤマリンドウ、ヨツバシオガマなどが足元で見られる。ずっと登りっぱなしで疲れた体と心が少し癒える。

 

 

湿原を過ぎ、さらに登り続ける。

 

 

かなり見晴らしがよくなってくる。

 

 

岩場が増えてきて、しかも雨でなくてもかなり滑りやすいので、このあたりから足の疲労が徐々にたまってくる。

 

 

どんどん標高が上がってくるのがわかる。

 

 

山頂が近い予感。

 

 

かなり登ってきた。

 

 

尾瀬はトンボ王国でもある。この日も無数のトンボが飛んでおり、景色とあいまって圧巻の眺めだった。

 

 

ついに登頂、と思いきや、ここは至仏山の山頂ではなく、その手前にある「小」が付いた小至仏山。至仏山には2つのピークがある。小至仏山へは11時20分到着。登山開始から約2時間半かかった。

 

 

小至仏山から見下ろす景色を楽しみながらしばし休憩。

 

 

小至仏山から本当の山頂である至仏山が見える。まだ先は長そうだ。

 

 

小至仏山から下ったり登ったりを繰り返して至仏山を目指す。周囲にさえぎるものなくパノラマを楽しみながら歩けるが、ここも体力をかなり消耗した。

 

 

至仏山は草花が多く、登山道からの眺望もいいので登り甲斐のある百名山。

 

 

そしてついに。

 

 

12時10分、至仏山の山頂に到着。標高2228メートル。登りのコースタイムは3時間15分。小至仏山からは45分ほどかかった。

 

 

山頂はそこそこ広い。岩に腰かけて昼食を楽しむことができる。平たい場所が少ないのでガスバーナーなどはあまり向かないかもしれない。

 

 

至仏山山頂からの眺めはまた格別。

 

 

約40分の昼休憩をとり、12時50分に下山開始。

 

 

来た道を引き返すピストン登山で鳩待峠まで戻る。

 

 

登りでたまった疲れが出て、下山はかなりバテた。

 

 

小至仏山もまた越えて下山しなくてはならないのでこたえる。写真も撮っている余裕がほぼなかった。

 

 

そしてスタート地点だった登山口に戻ってきたのは15時のこと。下山のコースタイムは2時間10分だった。往復では約6時間。ちなみに鳩待峠から戸倉の駐車場まで帰るバスの最終時刻は16時30分なので余裕をもって下山できたことになる。

 

朝8時55分スタート⇒12時10分登頂⇒12時50分下山開始⇒15時下山完了。

これにて尾瀬にある日本百名山の1つ「至仏山」登山の終了。

 

 

尾瀬のもう一つの百名山はこちら