ラッセ・ハルストレム監督「砂漠でサーモン・フィッシング」の結末 | びょうびょうたる日記

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「砂漠でサーモン・フィッシング」というラッセ・ハルストレム監督作品。



あるところに、「イエメンの砂漠に川つくって、そこにサーモン放流して、サーモン・フィッシングするんだもん!」とのたまう中東の大富豪がおりました。
そのプロジェクトを、乗り気じゃないのに主導することとなった生物学者(ユアン・マクレガー)が主人公。

金持ちの道楽、というのとは少し異なり、砂漠でもサーモンが住めるくらいの清流を作ることで、人々の暮らしを豊かにしたいというイケメンな夢がありました。実際この富豪役(アムール・ワケド)がかなりのイケメン。タイトルは「イエメンのイケメン」でもいいよっていうくらいの。

プロジェクトが進むにつれ主人公が変わっていくというわかりやすい人間ドラマを明るく描いています。美しい風景映像は健在で空撮も気持ちよい。プロジェクトは一瞬は成功したんだけれど・・・・・・という結末。「砂漠でサーモン・フィッシング」そこそこ面白かった。