私は意識して男性の店員さんにお世話になる場合があります。
例えば行きつけの美容院、和服を買う時、靴を選ぶ時、などなど。
気のせいかわかりませんが男性の店員さんは「自分好みにしたい」という感情が入るような気がします。
その男性の店員さんのセンスとこちらの好みが一致すると「わ。すてき」と思うような商品を紹介してくれたりします。
20代半ばの頃、青いアイシャドウが流行っていた時がありました。当時は流行りにのって、私も青アイシャドウを。
その時の男性の美容師さんに
「それ流行ってますけど似合ってないですよ」
と実にハッキリ言われたんですね。
ワタクシ
「やっぱり!?」
と目が覚めました。
違和感はあったんです。
でもどこの美容部員のお姉さん達も青アイシャドウベタ褒めしてくるし、雑誌もテレビも、テレビの中の芸能人達も皆つけてましたので、なんの疑問も持っていませんでした。
女性の店員さん達も商品を売るためだけに嘘をついているわけではなく、自分達も本当に素敵だと感じています。
流行っているものは身に付けると嬉しいとか、流行りに乗っかっているという気持ちも楽しいものです。
でもそれとは別に変なものは変という感覚も大切だと思うし、そこは男性の方が女性の流行に疎い分冷静だと思います。
そんな訳で男性の店員さんを信用してお世話になる場合がちょいちょいあります。
私が1番唸ったのは買う予定のない浴衣をブラブラ見てる時にベテランの男性店員さんがたまたま来ていた時で、着付けをしてくれたんですね。
最大限にうなじが美しくかつ下品に見えない襟の落とし方が絶妙過ぎて惚れそうになりました。
これではないです
結局その時は購入しませんでしたが、後に買うきっかけになりました。
男性は目の前のお客さんを綺麗にしたいと思った場合、ほんの少しの色気が加味されるような気がします。
これから浴衣の季節。
ついつい見てると楽しくなって見入ってしまいました。