わたしは

'着物を着たいけど着られない'

が本当の意味でわかっていなかった。


実家をでて

自分の家庭をもち

「呉服屋ではない家」

で暮らしはじめた。


⚡️袖がドアノブにひっかかる!とか


⚡️フローリングを足袋で歩いたらあっという間に足袋裏が汚れた!とか


⚡️いちいち靴箱から草履を出してから履くのって面倒!とか…


ひとつひとつが

'着物が基準'から乖離した生活になった時


現代のライフスタイルは

着物を着ているひとに快適にはできていないんだ!

と気づく。


それから

妊娠、出産、育児と進むにつれ

ますます乖離してゆく

着物と生活…。


そんなライフサイクルのタイミングで

NOIというブランドを作りました。


@noi.japan 


それは

「着物が好きだから」

結局、その一言に尽きます。


「着物を冒涜するようなシロモノになろうものなら

  世に出さない!」


ブランドの準備は進めていましたが

それだけは決めていた。


最終サンプル

着物の体感として

驚くくらい、納得のものができた。


震えながら

世に出した。

最終サンプルができてから、

たった10日しかなかった。


とはいえ

結局、これは着物ではないんだけれど。


でも、

'こういうものじゃなかったら

 着ることはなかった'

っていう人が、きっといるでしょう?


でも、手に取ったのは

どこかで、

'着物が着てみたかった'

からでしょう?


そういうプロダクトだと思っています。


現代の生活と着物

を連想したとき

どこか 

'?' を感じてしまう方たち


試してみたことによって

少し、その乖離という寂しさの正体が見えるかも。


着物は自然、

日本人のアイデンティティに通ずるものなのだと

思います。




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