数年ぶりの京都。


「この鳥は飛べまへんなぁ。飛べるはずがありまへん。最近はこういう絵が増えてきましたなぁ」


ある絵をみて、社長が言った。


飛べない鳥を生み出しようがない

染め屋の暖簾は変わらず凛として

暖簾をくぐった瞬間から

自ずと身体が整う。


安心して、ひとりとしての重さを差し出せるのは

そこの仕事が結界をつくっているから。

仕事というものは

ここでは美しいものだと思い出す。


ただ生きて、食べていくための手段が

なにかを通すことで

美しいものとなり、波及する。


こういうふうに生きていたいのだと

思い出す。


🍁


日本の文化は、結界を扱う。

ある結界をつくりだす方々に

晴れの場でお召しいただく衣たち。


秋の設えで、こちらの商品を

ご覧いただけるのが、いまから楽しみです🍁





スウェットのように肌に纏うKIMONO「NOI」





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まゆりの着付教室