終わりが見えない暑さが続いておりますが、いかがお過ごしですか。
私も、同じく終わりが見えない作業を続けています。
コンサートも10月までお預けで、休憩時間に聴くモンテヴェルディのオペラ(ステファーヌ・フュジェ指揮レゼポペー。官能的な演奏です)と、夕方一時間ほどのラン&ウォーク(行き倒れるわけにいかないので最大限気をつけています)が日々の愉しみです。
がんばりましょう!
さて、以前こちらのポストで触れた
竹沢尚一郎『ホモ・サピエンスの宗教史 宗教は人類になにをもたらしたか』(中公選書、2023年)について、島薗進先生が見事な書評をお書きになっていますので、ご紹介いたします。
島薗進「宗教の起源を問い直す」、『なぎさ』2024年3月29日
アンドルー・ラングとラッファエーレ・ペッタッツォーニの名も登場し、さすが先生!と唸ってしまいました。
これら二人の著作も含まれる翻訳シリーズ「宗教学名著選」・「シリーズ宗教学再考」(ともに国書刊行会)、マックス・ミュラーの巻に続き、ハイラーも品切れとなりました。いずれタイラーやキャントウェル・スミスなどもそうなるでしょう。入手可能なうちに是非。
追記
今学期、あるかたから「啓示のようなもの」を受けまして、これから少しずつ京極夏彦「百鬼夜行シリーズ」を読み進める予定です。今のところまったくノープランですが、一通り読み終わったなら、いずれ授業で扱ってみようかなと思っています。