「・・・コンコン。コンコン」
それはウインドウを叩く音から始まった。
「う、、ん、?」
11月のこの時期にしては、暖かい小春日和の中、私は心地よいまどろみの中から無理やり起こされるのを感じた。
「運転手さん、ちょっとすいません」
「は・・・・い?」
ノックしているのは警察官だった。
表情はにこやかだが、こちらをしっかりと見据えている。
私は少し焦り気味にウインドウを下げた。
警察官「お休みのところすみません。免許証拝見できますか?」
私は免許証をバッグから取り出して渡しながら、
「いったい、何なんですか?」と尋ねる。
警察官「おたくはあの~、路上生活者じゃないですよね?」
私(・・・・へ?)
(ったく、何を言ってるんだろう、この警官は・・・)
全く予期せぬ言葉を、思わぬ人物から掛けられた私は、戸惑いと軽い憤りを感じながら、それでも素直に免許証を警察官に渡した。
~次回掲載期日未定ながら続く?(・・;)~