出張型トリミングサロンのピロです
今日は爪切りについてのお話です
お家で爪切りをするのは、結構大変だったりしますよねわんちゃん、ねこちゃん共に高い確率で嫌がる子が多いです。
お店や病院では我慢してる子も、お家では甘えんぼ炸裂してご家族を困らせてるというお話も多く耳にします
それと同時に『どの位切っても平気?』と疑問に思われてる方も多いので説明下手ではありますが、お話したいと思います
勿論、ご存知な方や違うやり方で行っている方もいらっしゃると思いますので、一例としてお聞き下さい
どこまで切れるのかと疑問に思われる方はご存知かと思いますが、爪の中には血管が通ってます。爪を長いままにしておくと、中の血管も長くなってしまいますその場合、お家で爪を短く切る事が困難になってしまう為、定期的な爪のお手入れが必要になります。
ねこちゃんや爪が白いわんちゃんの場合、ピンク色に見えるのが血管です。ピンクのギリギリまで切ってしまうと出血する事があるのでピンク色の先に少し白が残るよう(お家で切る際は白が2~3ミリ残る位)に切って頂くのがいいと思います。
また、1本1本切れる長さや血管の長さも違うので、切る爪ごとに血管の確認をして下さい特に、大型犬や中型犬、散歩の道や時間によって地面に着いている爪は削れて短く(特に後ろ足)なっている事があります
黒爪のカット
黒い爪は血管が見えないので特に難しく、迷われると思います。
黒爪の場合は爪の断面を見て判断するので、少しずつ短くしていきます。
①→お勧めの長さ
②→もう少しで血管
③→長い
血管に近くなってくると、段々中央が黒くしっとりしてきます。
これを目安に爪を切っていきます。
白い爪のわんちゃんも、血管に近づくにつれ中央がしっとりしてくるので(黒くはなっていません)チェックしてみて下さい
ご自分で爪切りするのは心配な方、嫌がってできない方、血管が伸びてしまった場合などは病院やお店で切ってもらいましょう(血を止めてくれる専用の薬もあるので)
血管が伸びてしまった子に、わざと深爪をして一度短く切るという方法もあります。(この方法はプロにお任せして下さい)
しかし、爪を切る度に“チクリ”とするので(地味に痛いですよね)血管を伸ばさないよう日々のケアが大切です
一度お店や病院で切ってもらった後、まめに爪やすりをかけてあげるという方法もあります。切りたての長さをキープさせるという事です
爪の切りたては少し角ができるので、そういった場合にもヤスリは有効です
『足を触ると毎回爪を切られる』と学習してしまうと足を触ろうとすると嫌がるようになるので、日常的に足先に触る事も大切です
使用した爪切りは↑こちら
ポイントは両刃の物をお選び下さい
しっかり切れるので、衝撃が少なくなります。同じような見た目で片刃の物もあるので、刃の部分を確認してみて下さい。
私はねこちゃんもこちらの爪切りを使用しています。慣れもあると思いますが…切りやすいですし、あまりささくれにならないので✨
どうでしたでしょうか?説明下手なりに頑張ってみましたが(笑)参考にして頂ければうれしいです
わからない事があれば、実際にやり方を教えてもらうのが一番なので病院やお店の方に聞いてみて下さいねまた、持病や怒る子などはプロにお任せするのが一番です無理はなさらないように。
ただ、日頃足を触る習慣は大切です
次回は、猫ちゃんの爪切りについて、もう少しお話したいと思います。
最後までご覧頂き有難うございました
移動ペットサロンピロ