飛行機ペット同伴に対する批判とかではなくて、ただのお店の宣伝くらいに思って見てください。


確かに私はあの事故を見た時に、すぐ思い浮かんだのは、貨物!!と思いました。


すごくよく使う貨物空輸。

レスキューにはかかせないです。


現地で家族が決まっていくのが1番いいけど、東京とは比べ物にならない数の保護犬が溢れてます。


そうすると、数十時間の陸送よりも2時間の空輸です。


今回だけだからね。我慢してね。と。


いつも羽田空港で受け取ることが多いけど、何回か現地でレスキューして、一緒の便で帰ってきたことがあります。



飛行機が揺れるたびに、あーごめんー。

あー怖いだろうな。音すごいよなー。


今どんな気持ちで乗ってるかなーと、こちらの気持ちが持たないな〜と思いました。



事故のニュースの後、すぐ飛び込んできた、乗客、乗務員全員脱出のニュースはただただすごい!!


落ちることはないと、いつも適当に聞いてしまっていた脱出スライダーの案内とか本当ちゃんと聞かなきゃだめだわと思いました。




今まで仕事でやりたいことは全てやってきたと思うけど


一つだけできなかったことがありました



海外出店(カッコいい感じに書いたけどお隣韓国ね)



むかーしむかーし、当時、次は海外(だから韓国ね)にお店を出したいと思っていたけど、当時トイプードル2匹の家族がいて、現地に数カ月住む必要を考えた時に、置いていくわけにもいかないし、飛行機に乗せたくないと断念しました。


でもこれには今でも後悔はありません。





私がこの活動を始めた頃に、ある団体の代表さんが言ってた言葉



レスキューの時はしょうがなく一度だけ乗せるけど、うちの子は絶対飛行機には乗せないね



激しく頷いたのを覚えてます。



飼い主が預けても我が子に罪悪感のないペットホテルを作ろうと思ったのは、海外出店を諦めて、海外旅行を頻繁に行っていた頃に、友達がうちの子を預かってくれたことがきっかけで、作ったものです。



写メで送られてくる我が子の楽しそうな姿に、うちにいるより楽しいんじゃないの?って思って、友達の家へのお泊まりを我が子へのご褒美くらいに思いました。



友達の家に気軽に預けるで預けてもらえるように。



そう思っていただけてるのか、ペットホテルの常連ワンコさんになると、当日予約で今日から2泊ね〜と予約いただいたりしますが、それくらい我が子を不安なく預けていただけてるのは嬉しくおもってます。



年末年始はペットホテルの繁忙期


ここで真っ二つに分かれます。


Aチーム

楽しい〜ヒャッホーい!

もう早く寝なさい〜!と寝かしつけられている子


Bチーム

緊張でご飯も食べず、隅で固まってしまう子



そして予約の際の飼い主さんの声も違います



Aチームは子犬から迎えて、社会科期抜群の環境で育った子が多いです。飼い主さんの予約の声も明るいです。

成犬で迎えた保護犬でも、すでに我が家が好きな子は、嬉しいね〜よかったね〜と預けられていきます。



Bチームは子犬から迎えて、おうちで大事に大事に育てられて、家族以外との触れ合いが少ない子。

後は元々びびりの保護犬の子


飼い主さんの予約の声は暗く、みんな預けてごめんねとペットに伝えてしまいます。この時点で本当にかわいそうな子が誕生します。犬もそのスタートから始まって楽しいわけがない。ごめんねが出そうなご家族にはごめんねと言わないで!楽しんできてね!でお別れしてください。と、遮るときあります。


Bチームのみなさん。

うちの子は他の人が苦手で〜と言いますが、

違うよ〜子犬から苦手になるように飼い主が育てたんですよ〜


元保護犬、保護施設で余裕で過ごしていた子も、ある日突然。

あ、私は他の人も犬も苦手です〜という顔してるときあります。

あんた繁殖犬出身や〜ん!そんなわけあるかーい!って子もいます。そう育ててるんです。



野犬出身はそう簡単にはいかないことは私もよーくよーくわかってますので、省略。




トリミングや、幼稚園や、ペットホテルや、ペットシッター、今はいろいろなペットサービスに溢れてます。



日頃からペットホテルに慣らしておくのは大事ですよ。

入院、冠婚葬祭、旅先で災害、何かあれば頼る予定の親戚が急遽預かれなくなる、などいろいろな事態がありますからね。



今、貨物ではなく、客席に犬、猫を!

という署名活動がたくさん行われていて、この事故がなければ、わたしも署名活動に参加していたかもしれません。



車、電車、徒歩でさえ、事故にあう確率はあるし、

車の事故の方が確率は高い。


飛行機の事故はなかなか起きないと思っていました。


客室に犬や猫を乗せたいという署名は、気軽にペットと空の旅へ〜


に、署名することになるんだと思います。


今までは、貨物に預ける位なら、かわいそうだから、お留守番させようと思っていた方が、客席に一緒にいれるなら連れて行こうと思うかもしれない。


その時、もし事故が起きた時の悲しいニュースは何倍になってるだろう



ペットは貨物にするべきだ!という意見なわけではありません。

この事故があっても、ペットと飛行機で旅行に行く方はいるでしょう。その際は客席に一緒にいれたらどんなにいいかと思います。


個人的に反対なのは、そもそもペットを飛行機に乗せて旅行に行くことに反対です。



普段から行き慣れているホテルに預けて見守ってもらいましょう!

猫さんはペットシッターをおすすめします。